ミトコンドリアハプログループの結果 (M8グループ、M9グループ・・)すなわちMグループの亜型?

ミトコンドリアハプログループの結果 (M8グループ、M9グループ・・)すなわちMグループの亜型? は、ある程度日本人に存在するようです。 しかし自分は、日本人少数派のMグループ(Mの後何もない)でした。 これってM8グループ、M9グループよりも前の原型タイプということでしょうか。 Mグループが突然変異したのが、M8グループ、M9グループと考えてよろしいのでしょうか。 Mグループはインド人が多数派のようですね。 Y染色体の方は日本人多数派のOタイプでした。 ということは両親とも日本人ですが、母親がインド人で父親が日本人のハーフに近い感じなのでしょうか?(容姿等を含め) そもそも、ミトコンドリアハプログループで、容姿に影響を与えるのでしょうか? 例えば、Aグループが日本人っぽいなー。などです。

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ミトコンドリアは、細胞内におけるエネルギー生成伝達に関係する器官であり、容姿とは無関係です。容姿に関係するのは核DNAです。ミトコンドリアDNAの変異(昔の突然変異)の系統は、人類集団の歩んだ道筋と共にしたため、ある程度、集団の動きを表しているにすぎません。ミトコンドリアDNAは容姿を形つくる遺伝子を持っていません。 また、以前は、ミトコンドリアDNA(母系)という枠(わく)と、Y染色体ハプログループ(父系)という枠(わく)で囲めば、民族は、その両方の枠(わく)の中に納まるだろうと考えていた。 しかし、実際には、そんな甘いものではなかったのです。 フィンランド人の「ゲノム」を調査してわかったのは、同じY染色体ハプログループ「N」であっても、フィンランド人はヨーロッパにいたので完全なヨーロッパ人になってしまい、アジアにいた「N」は、完全な東ユーラシア人になってしまった。 ----------------------------- ハプログループNについて、「20000~25000年前に東アジアから東南アジアのいずれかにおいてハプログループNOから分岐し、ユーラシア大陸北部、さらにはシベリアを横断して北欧まで分布を広げた」とあり、実際にこのハプロタイプを非常に高い割合で保有するシベリアの民族は東アジア人とかなり形質的に近い。しかし、同じくこれを高い割合で持っているフィンランド人が圧倒的に他の欧州人と近いのは何故なのか? ↓Y染色体ハプログループNを高い割合で持っているフィンランド人が圧倒的に他の欧州人と近い http://blogs.discovermagazine.com/gnxp/2008/10/finns-as-european-outliers/#.Wn2oLnfLjIU 宅配便を例にとりましょう。 「Y染色体ハプログループ」は「荷札」で「送り主、届け先、中身」が記載されています。 「核ゲノム」は実際の「中身」です。 --------------------------------- 「荷札」には、「送り主=A、届け先=B、中身=高純度(100%)のコカイン」としましょう(コカインとしたのは、麻薬の方がイメージがわくからです)。AからBまでは、距離も遠く、途中、小麦産地を通過するものとします、ちなみに送り主も届け先もシカゴ出身の「ギャングの親玉」としましょう。 A-------------(途中、小麦産地を通過)----------------->B --------------------------------- さて、宅配便ですが、長い年月をかけて、届け先Bに届きました。さっそくBの「ギャングの親玉」は中身を開けました。しかし、中身は「高純度(100%)のコカイン」ではなく、ほとんどが「小麦粉」であり、わずかに「コカイン」が混じっているだけでした。「ギャングの親玉」であるBは、「騙された、荷札にはちゃんと高純度(100%)のコカインと書いてあるのに」と言って、怒り狂いました。回答は、確かに「荷札」には「高純度(100%)のコカイン」と書いてありますが、途中で包みを開けて「小麦粉と交換してはいけない」なんて、どこにも書いてありません。わずかに「コカイン」があっただけ幸運だと思いなさい。という事になります。 ----------------------- 【想定されるケース(場面)】 ★フィンランド人の最初の「Y染色体ハプログループN」は、欧州に移動した。そこは「圧倒的多数の西ユーラシア人」が周りに居た。 少数の元祖フィンランド人は、「圧倒的多数の西ユーラシア人」と交流(男女とも)した。「圧倒的多数の西ユーラシア人」にも、当然「Y染色体ハプログループN」は入り込んだが、「西ユーラシア人」は「圧倒的多数」であったため、「Y染色体ハプログループN」は分散し、多勢に無勢で、時間とともに「Y染色体ハプログループN」は消滅していった。 「元祖フィンランド人」にも、多数の「西ユーラシア人」の「Y染色体ハプロ」と「ミトコンドリアDNA」が入り込んだ、しかし、 ------------------------------------------- 「男性は集団の跡取りでもあるので、その集団から離れることが許されなかったが、女性は別集団へ嫁ぐことが許された」などの慣習で、「ミトコンドリアDNA」は分散したが、「Y染色体ハプロタイプ」は集団に特化して存在する傾向があった。 ------------------------------------------- ↑これは、はっきりとしたものではなく、多少、そのような「傾向」があったという「レベル」と考えたほうがいいでしょう。しかし、そのわずかな違いが、長い期間によって大きな違い「Y染色体ハプログループN」が多数検出される、しかし、「核ゲノム」を調べると「欧州人」であるという結果となった、ということになったのだと考えます。 Y染色体ハプログループ「D」も同じです。 確かに、日本人から検出される「D」は、上記の「フィンランド人のハプロタイプN」と同じように、25~35%検出される(男性のみで女性は検出されない)。 しかし、上記の「フィンランド人」と同じように、日本の近くに、巨大な東アジア人(ハプロタイプO)が存在していたため、 私たちの実体である「核ゲノム」から、「縄文人のゲノム」は消滅していった。 Y染色体ハプログループ「D」は、過去の記憶として、残骸として残るはずだったが、 「フィンランド」と異なり、「日本列島」は「大陸」と海で隔てられていたため、「かろうじて、12%だけが、核ゲノム上に残った」というだけにすぎないのです。 ↓フィンランド人は、アジア系のハプロタイプ「N」が多く検出されるが、「ゲノム」を調査すると「完全なヨーロッパ人」であった。

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私たち現生人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)は、アフリカで誕生しました。↓今から8万年以上まえは、ほぼ同じ遺伝特性でした。

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あなたのミトコンドリアハプログループ「M」は、あなたのルーツを示している訳ではないという点を言っておきます。 「ミトコンドリアDNA」とか「Y染色体ハプロタイプ」などの「マーカ」は、いずれも個人的には何ら意味を持ちません。 今から6~7万年前に私達、現生人類(ホモサピエンス)はアフリカを出て世界に広まりました。 DNAは塩基の並びです。そしてDNAは、まれですが「突然変異」が発生します。 突然変異とは「DNAの塩基の並びの変化」です。例えば、細胞分裂の際の「コピー(複製)ミス」、その他の要因で継続的に発生します。 そこでDNAの突然変異を調べ、それを系統的に分類すれば、アフリカを出た私達が、どのような道をたどって今に至ったかをたどれるかもしれないという発想がありました。 例えば、同じ集団でも、2つに別れ、別々の道を歩んだ場合、別れた時点から、その2つの集団は、別々の突然変異をもつことになります。 さて、それでは、何のDNAを調べるかということになります。普通の常染色体のDNAは、卵子、精子を作る際の「減数分裂」において対となる染色体同士で、遺伝子の組み換えが行われてしまいます。そのため、すんなりと「系統分析」ができません。 そこで目をつけたのが、遺伝子の組み換えが行われない「ミトコンドリアDNA」と「Y染色体(対となる染色体が無い)」です。 「ミトコンドリアDNA」は「卵子」とともに「子」に伝わります。「精子」については、「尾」の部分に「ミトコンドリアDNA」がありますが、「受精」の際に、「尾」が切り取られ、「卵子」に入り込まないので「子」に伝わらず【★注1】、「母→子(男女)」で継承されます。「Y染色体」は当然「父→子(男のみ)」で継承されます。 【★注1】 ↓卵子に父系ミトコンドリア(精子由来)入り込むが、卵子内で消滅する(オートファジーなどによる分解) http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/085/research/2.html ここで、あなたの祖先を10世代(1世代30年)追ってみましょう。 2の○乗=1(あなた自身)、2(両親)、4(祖父母)、8、16、32、64、128、256、512(10世代目)となります。また、512人のうち、256人が女性、256人が男性です。 さて、あなたの「Y染色体ハプロタイプ」は「256人」の男性のうち、たった1人の男性から引き継いでいます。 また、「ミトコンドリアDNA」も「256人」の女性のうち、これもたった1人の女性から引き継いでいます。 しかし、あなたの遺伝子は、男女512人から、公平に512分の1づつ継承します。正確には染色体は46本なので、確率的要素も入ってきますが、対となる染色体どうしで遺伝子の組み換えも行われており、基本的には512分の1で問題はないと考えます。 つまり、あなたの「Y染色体ハプロタイプ」「ミトコンドリアDNA」は、偶然、引き継いだだけであって、あなた自身に対しては「何の意味もない」のです。 「ミトコンドリアDNA」も「Y染色体ハプロタイプ」も、いずれも個人的には何ら意味を持ちません。 あなたの属する集団において、「ミトコンドリアDNA」、「Y染色体ハプロタイプ」が「何%検出されるか」ということだけが何らかの意味【★注2】をもつデータとなります。 【★注2】 日本人(男性)から検出される「Y染色体ハプロタイプ(D1a2)」の比率は「25~35%」だが、それに相当する「縄文人ゲノム」の比率は「約12%」である。「ミトコンドリアDNA」「Y染色体ハプロタイプ」のいずれのマーカも、必ずしも「核ゲノム(私たちの実体)」を示している訳ではありません。 ↓ミトコンドリア系統図

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↓DNAで探る私たちの起源(分子人類学)篠田謙一 https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/my_research/anthropology/shinoda/index.html ↑現代日本人と縄文人、弥生人のミトコンドリアDNAのグループ頻度を比較したものです。DやGといったグループが縄文人にはあまり無いのに、渡来系の弥生人には多いことが分かります。私たち本土の日本人は、弥生人に近いですが、両者のあいだの値を取っています。このことから、私たちは縄文時代に日本列島に住んでいた人たちと、弥生時代になって大陸から渡来した人たちが混血して成立したということが予想されます。実は縄文人と弥生人はずいぶん姿形が違うので、人骨の研究者も日本人の形成に関しては以前から同じ事を考えていました。遺伝子の分析でもそのことが証明されたのです。 ↓日本列島に渡来した「縄文人」、「渡来系弥生人」の集団の時点で、すでに色々な「ハプログループ」が混じっていたのです。

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