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2020/5/18 15:08

33回答

ラウンドアップのカリフォルニアでの訴訟についてなんですが、発がん性がないのにどうして負けたのでしょうか? 負けたのだからやっぱり発がん性があったという解釈をしても良いのでしょうか?

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裁判ってさそんなに単純じゃないわけよ。 負けたから発がん性があるっていう安直な考えはしないほうが良いかと存じます。

まず判決の内容は発がん性を認めたわけではなくて、ラウンドアップの潜在的な危険性について十分な警告をしなかったことに対して賠償せよということです。 つまりラウンドアップが原因でがんを発症したという科学的な因果関係は認めていません。 判りにくいですが、注意書きが不十分なのはけしからんと陪審員が判断しただけのことで科学的な根拠が一切ない感情論にもかかわらず、弁護士がうまく論点をずらした攻め方をしたので、あたかもラウンドアップには害があるというようなイメージが出来上がってしまったわけです。 例えば電子レンジで調理した食べ物は害があるから家電メーカーは賠償しろとか、酒は百薬の長だから保険適用しろとか、裁判で判決が出たらどうでしょうか? どちらも科学的根拠には乏しいのですが、論点を微妙にずらして陪審員がそうだと判断してしまえばそういった判決が出てしまうのです。 ちなみに、ラウンドアップに発がん性があるという論文を根拠にいろいろな提訴がなされましたが、論文を検証した結果、実験に使用したラットそのものが何もしなくても加齢によりがんを発症する品種だということが判明したため、ラウンドアップに発がん性があるとしている公の機関はどこにもありません。 また、この問題は遺伝子組み換え作物とセットで考える必要があります。 遺伝子組み換えは神の領域であるとする勢力が遺伝子組み換え作物そのものに害があるという証拠を見つけようとしましたが何もないので、ラウンドアップを使えなくすればラウンドアップ耐性を持った遺伝子組み換え作物も作れなくなるだろうということで攻撃の矛先を変えたというのが真相です。 宗教がからんでいることからも科学より感情が優先されてしまうのでしょうね。 化学物質の数はすでに1億種類を超えているのにラウンドアップだけがやり玉に挙げられている時点で異常なことです。