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会社分割に起因する不動産物権変動と登記について、「A(物上保証人)所有の甲土地...

kit********さん

2020/5/2015:35:24

会社分割に起因する不動産物権変動と登記について、「A(物上保証人)所有の甲土地に、Ⅹ社(債権者)がB(債務者)に対する債権を担保するために担保権を有している場合(既登記)において、

Ⅹ社がY社との間で会社分割契約(Ⅹ社を分割会社、Y社を分割承継会社)をした。なお、当該会社分割契約書には、『Y社が、甲土地に関する権利を承継する』旨の合意はないものとする。」(「担保権を承継する合意がない」というのは無担保債権しか承継しないということですから、実際上不自然ですが、その点は無視して下さい。)
この事例において、Ⅹ社の有する担保権が、①抵当権である場合と②根抵当権である場合とで、甲土地についての登記事項に違いがあるのでしょうか?

自分は、この問題について、次のように考えます。
「会社分割に起因する物権変動については、当該会社分割契約の内容による。」という点には、問題がないと思います。だから、上記の事例の場合、「『(分割承継会社である)Y社が、甲土地に関する権利を承継する。』旨の合意がない」のですから、分割会社であるⅩ社の有する甲土地上の担保権が、①抵当権であろうと②根抵当権であろうと、Y社には承継されないから、どちらの場合であっても、甲土地については登記事項はない(記述式の答案であれば、「登記不要」又は「登記事項無し」となると思います。)。

この理解は間違っているでしょうか?
(図書館が閉館中であるため、文献を調べることができませんでした。)

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mco********さん

2020/5/2016:20:39

民法398条の10の条文は確認しましたか?
抵当権の場合はご理解のとおりでよいと思いますが,元本確定前の根抵当権については会社分割に関し特別に定めがありますので,このあたりの違いを意識したほうが良いと思います。

同条1項により,根抵当権者に会社分割があったときは,根抵当権は分割会社と承継会社の共有になります(共有根抵当権)。
登記実務では,分割契約に根抵当権について別段の定めがあったとしても,いったん根抵当権者について,分割会社から承継会社に対する根抵当権一部移転の登記をしたうえで,債権の範囲など所要の登記を行うことになります。

ご質問の場合,分割会社X,承継会社Yとする会社分割により,抵当権であれば特段影響は受けませんが,根抵当権の場合はXYの共有となり,根抵当権一部移転の登記が必要になることから,登記事項に違いが生じることになります。

  • 質問者

    kit********さん

    2020/5/2018:51:06

    早速の回答ありがとうございました。

    「当該根抵当権の設定されている不動産についての権利を承継する」旨の合意があれば当然「根抵当権の一部移転」の登記が必要であることはわかるんですが、係る合意がない場合でも、分割承継会社に移転するんですか?
    ⇒この論点に関わる問題が、辰巳法律研究所刊「田端恵子著『記述式必修問題集60』の不動産登記法問題15」に、あるのですが、解説には何にも書かれていなかったので。

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