『ライフジャケット』と名乗って良いのは国際規約の基準に適合した物だけ。世界一周とかのフェリーに積まれていて、本当に巨大な浮力体。カヤックなどの運動性を重視したライフジャケットはボヤンシーエイド（救命補助器具）が正式名称。日本人同士や同じ趣味の者同士でなら通用しますけど、外国人相手に語る際には、本来の『ライフジャケット』ではありません。 日本では救命胴衣という独自の文言と基準でやって、それを『ライフジャケット』と呼んでいるところがあります。中国製の『ライフジャケット』などでは浮力と保持時間に問題があったりするので、日本は更に独自路線を進めて、国公認救命胴衣桜マークを新規格にしました。 フローティングベストは浮力や、その浮力を維持できる時間など定めがない商品で、文字通り浮力体入りの「浮くベスト」になっています。船釣りでは桜マークのライフジャケットの着用が義務つけられていますが、通常の釣りでは着用義務がないので桜マークが無くても問題はありませんから、フローティングベストやカヤック用ライフジャケットで大丈夫です。