江戸川乱歩さんの人間椅子について質問です。

江戸川乱歩さんの人間椅子について質問です。 なぜ、佳子さんに手紙を送った「私」は、佳子さんのお家の書斎に人間が入れるような大きな椅子があると知っているのですか?? もしかしたら、私がちゃんとお話を理解してないだけかもしれないんですけど… よかったら教えてください!!

小説 | 読書83閲覧

ベストアンサー

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佳子さんの元に届いた原稿用紙に書かれた文章は、手紙ではなく、〈手紙の形式で書かれた小説〉です。 その小説の書き手は、自分が書いた小説に出てくるような椅子が、佳子さんの家にあるなんて知りません。偶然の一致です。 知恵袋には、「人間椅子」についての質問がときどき寄せられます。ここ10年ほど、私は、それらのほぼすべての質問と回答とに目を通していますが、とにかくみなさん、「人間椅子」という小説を書いてあるとおりすなおにお読みになりません。深読みしすぎたり、作者が意図していない「ひねり」を自分で勝手に付け加えたり、そういう人がほとんどです。 思うに、「人間椅子」が発表されてから、すでに95年が経ちました。その間、ミステリーやサスペンスといったジャンルの小説や映画はどんどんと複雑なものになってゆきました。そういう複雑なものに慣れた目で「人間椅子」を読むと、あまりにも単純すぎるので、これはもっと何かあるはずだ、とつい考えてしまうのだと思われます。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

そういうことかー! ご回答ありがとうございました!

お礼日時:10/28 15:07

その他の回答(4件)

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「私」は元々家具職人です。 佳子さんに心酔する家具職人の元に偶然佳子さんからの依頼が入り、欲望のまま人が這入れる椅子をつくり、欲望のまま這入ったという話です。

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椅子の中に潜む、潜入は家具ごと運搬人に運ばせる手は乱歩は「黒蜥蜴」でうまく使ってますが、この作品では「奥様」のファンである男(手紙の差出人で、小説家希望)による、諧謔と脅迫と騙しではないでしょうか? 椅子に入って愛する女の重みと身体を愛好すると言う変質者趣味が最大の特徴ですが、第二の手紙で確かこれは作りごと(小説)でした。いかがでしょうかと、その感想をきいていたのがオチだったような気がします。 奥様も小説家ですので、わけなく第一の手紙で虚偽を信じてしまったのと、当時は美しい若い女を憧れるあまり、恋文を書いたり、たえず様子を観察するなどの現代で言えばストーカーには、事欠かなかった時代でしょう。

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私もうろ覚えなのですが、「私」は椅子職人?でその家の椅子も「私」が作ったのではなかったでしょうか?制作後、椅子に入り搬入……という流れだったような気がするのですが。