ハーフトラックの前輪はなんのためにあるのでしょう。あの前輪ではとても曲がれないんですよね。

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下り坂は大丈夫でしょうが、上り坂ではアンダーステア傾向が顕著に現れ、しかも積荷があると車体の後ろが下がって前輪が浮くようになって、ハンドル切っても曲がらなくて路外逸脱したハーフトラックのあったんじゃないでしょうか、構造上。

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大戦当時の装軌車両の操行装置は旋回半径が固定されてる(二段階や三段階で選べるが自由ではない)とか旋回時に速度が落ちる(特にソ連や日本の戦車で使われたクラッチブレーキ式操行装置は急激に速度が落ちる)、悪路では逆に直進性が悪い場合がある(米戦車のクレトラック式はこの欠陥があった)など色々な問題を抱えてました。路上を高速で走りながらカーブに合わせて緩やかに曲がるという装輪車なら当たり前のことが装軌車では出来なかったんです。それに比べるとハーフトラックは米軍のM3のような比較的単純な機構でも緩い旋回なら前輪の角度だけで旋回半径が自由に選べて速度も落ちなかったので、悪路以外なら装軌車両より操縦性や乗り心地に優れてコストも安いメリットがありました。ドイツのハーフトラックは前輪無しでも装軌車のようにキャタピラのみで急旋回可能な機構を持ってました(ハンドル操作で切り替わります)が、整地で普通に走るだけなら前輪に頼る方が操縦しやすかったのでわざわざ前輪を付けてるんです。装軌のみで装輪車に近い操縦性を得ようとすると機構が複雑過ぎて当時の工業力では量産性が無かったんですね。ただ米軍のように単純な方式だと前輪が効かない悪路では曲がれませんし、ドイツのように比較的複雑なものだと戦車用との差が小さい(米戦車とほぼ同じ)ので、それならもう装軌のみの方が操縦性は悪くても実戦向きだということで戦後は急速に廃れてしまいました。

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米国のだと無限軌道のみより速度が稼げると云う理由で車輪が付いています 有ると時速20km以上速くなるそうです WW2時独のハーフトラックも基本的には同じ理由ですが 車輪側にも操行機能が付いていてハンドリング出来ます キャタピラー側の回転制御と連動する凝った造りで操作はともかく 整備が大変だったので合理的かは意見が別れる所でしょう ケッテンクラートの前輪も速度補助が主目的で無くても無限軌道だけで曲がれます

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まさに、そのためにあるのですですよ 全装軌車車は履帯の回転数を調整して進行方向を制御するので 操縦が難しいので車体の後部だけを履帯にしているのです ハンドルで進行方向を制御できるので、通常の自動車と同じ感覚で運転出来て 特に戦車兵のような教育を必要としません また履帯は走破性は高いんですが全装軌車車にすると エンジン出力が不足し、ミッションにかかる負荷が大きく 整備周期も短いのでこういった半装軌車車が作られたのです 戦後作られなくなったのはエンジンの出力が大きくなったので こういった制約が少なくなったためです

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「ハーフトラック」はメカ的には過渡期的存在というか妥協的産物といった部分があって、機械的には多様な形式がある訳です。 まず、基本的なこととしては「前輪」は、車体重量の何割かを支えている訳です。 つまりは、「前輪」が無ければ、当然、ほとんどの車両は、車体が支えられず地面にめり込んでしまって車両としての役を果たせません。 例えるなら「トラック」の「4輪」をすべて「無限軌道」にすると負担が大きいから、「後ろ2輪」だけにしたのが「ハーフトラック」な訳です。 ここでメカ的には色々に分かれます。 「ドイツ」の方式は、「後輪2輪駆動」の後輪をかなり長めの「無限軌道」で置き換えている形式です。 この場合、前輪も操向しますが、基本的にこれだけでは曲がらないので、後部の履帯の差動が主になります。 対して「アメリカ」の方式は「4輪駆動」の後輪を短めの「無限軌道」で置き換えたスタイルです。 この形式だと「操向」は主に「前輪」が受け持つことになります。 この辺の関係は、前輪がどれだけ「重量」を支えているかみたいな部分とも連動します。 「無限軌道」を長くすれば「接地圧」は低くなりますが、当然、「前輪」だけでは曲がらなくなってきます。 でも、そんなに長くしたら、結局「ハーフトラックの簡便さ」が失われることになる訳です。 既に出ている「ケッテンクラート」は「オートバイのハーフトラック化」みたいな外観ですが、「履帯部分」を長くしすぎたために、「前輪」の意味が全く失われて、むしろ「ハンドルは必要だが前輪はない方が良い」となって、後期はほとんど「前輪が外された」形で運用され、さらに、戦後は、最初から前輪の無い「小型農業用トラクター」に進化しています。 ハーフトラックとしても、「ドイツ式」は「接地圧」では優れたものの、「駆動しない前輪」が障害に引っ掛かることも多く、その場合、後方の「履帯」を前にして、つまりは「バック」で乗り越える、という走行を強いられることがしばしばありました。 こういう場合、前輪が駆動する「アメリカ式」だとなんとか乗り越えられる場合も多く、「メリット、デメリット」はいろいろあったようです。

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前輪で方向を決めて、 左右履帯の回転数の 変化で曲がるのです。