美術に詳しい方に質問です。

美術、芸術 | 絵画36閲覧

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若い頃にシルクの摺師をやっていました。 熊谷守一さんの作品のようなのは摺りやすいので失敗は少ないでしょうが、多色摺りの場合、だいたい30枚完成させるのに50枚から摺り始めるわけです。つまり20枚は失敗をするという事です。 摺りには機械で摺る場合と人間が摺る場合がありますが、紙をさすひとと摺るひととそれを取るひとの3人必要で、しかも台にはバキュームがきいてます。 混色は混色時と摺った時と乾いた時の色が違うので、摺るよりも混色の方が難しいのが普通です。 そして自分がやっていた頃は、摺り代は材料費の10倍が相場でした。 製版代だとかインク代とか紙代とか・・・仮に5万円掛かったとしたら、摺り代は50万ですから、30枚で55万円という計算になります。 そう考えれば原価はそんなには高くないです。 たぶん熊谷守一さんのシルクスクリーンの場合、本人の直筆のサインがあると思うので、殆どはそのサイン代と言って良いかもしれません。 直筆のサインがあるという事は数が限定されるという事なので、当然高くなるでしょう。知人はピカソの小さい紙の切れ端みたいな版画でピカソのサインがあるのを100万円で購入したそうです。 版画は印刷には違いないですが、いまなら遊戯王カードで数百万とか数千万円するのもあるそうなので、結局はその希少性とか来歴だとかの値段だと思いますけど。

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