2年前に慢性腎不全と診断された飼い猫(12歳♂)が先週あたりから少し元気が無く様子を見ていたのですが、4日前に急にご飯を食べなくなり、
2年前に慢性腎不全と診断された飼い猫(12歳♂)が先週あたりから少し元気が無く様子を見ていたのですが、4日前に急にご飯を食べなくなり、 胃液や胆汁を10回程度嘔吐したので慌てて病院に行って血液検査をして頂いたところ BUN→145 CRE→15.3 と言う数値に… エコーで腎臓の状態を見て頂いたところ、片方の腎臓は完全に萎縮してしまっていて機能してなくなっていたので、腎不全の末期で後1週間の命と言われました。 2年前に慢性腎不全と診断されてからは、食事療法と活性炭で BUN→30前後 CRE→2.0前後 を保っており、半年に一度の血液検査になっていたので、そろそろまた血液検査に行かないとと思ってた矢先の出来事でした。 今回の結果になり医師からは入院を勧められましたが、幸いかかりつけ医は徒歩3分位の位置にあるので猫のストレスなども考え、入院はせずに3日間毎日皮下輸液に通いました。 今後は週2~3回の通院の皮下輸液で様子を見る事になっており、次の血液検査は来週の月曜日です。 輸液に通った最初の2日間はおしっこの回数もまだ少なく、1日に3回程度だったのですが、昨日からはおしっこの回数が凄く増え12時間で6回、そして輸液をしたにも関わらす水を飲む量も増えてしまっています。 食欲は全くと言って良い程無いので、ロイヤルカナンの腎臓用リキッドにキャネットの介護用ペーストを混ぜて強制給餌しています。 長くなりましたが経緯などはこんな感じで、色々と悩んでおり質問がいくつかあります。 ①以前の検査でも数値は良くないとは言え、ギリギリの所で1年半保っていたにも関わらず、半年で急にここまで悪化するものなのでしょうか? ②皮下輸液をしてるにも関わらず、水を飲む量が増え、おしっこの回数が増えているのは良い事なのでしょうか? ③脱水&尿毒症の症状で何度も嘔吐していた所を見ていた方が辛かったので、少しでも楽にさせてあげたい&回復して何年も生きた猫ちゃんも居ると聞くと諦めきれなくて輸液も強制給餌もしていますが、楽にさせてあげたいと思っているのは私だけかも知れない、本人はもうゆっくりしたいのかも知れないと思うと、葛藤で辛くなるばかりです… 12年間ずっと一緒に暮らして来て辛い時も猫と一緒に居ると心が安らぐ大切な存在だったので、後悔のないようにとは思うのですが、何をしても後悔になる気がしてなりません。 まとまらない質問になってしまい申し訳ありませんが、ご回答頂ければ幸いです。
沢山のご回答ありがとうございます。 もう少しだけ色んな方のご意見を聞きたいと思っておりますので、よければご意見ご回答をよろしくお願いします。 BAはもう暫くお待ち下さい。
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ベストアンサー
当方も慢性腎臓病で闘病をして、1年になる子を持つ飼い主になります。 かなり厳しい数値ですので、お気持ちをお察しいたします。 ①に関してですが、ご存じのように慢性腎臓病下においては腎機能=糸球体濾過量が徐々に下がっていきます。 その下がっていくのをどれだけ抑えるかが大切になりますが、多くが「急性増悪期」という、糸球体濾過量が一気に急落する瞬間を迎えます。 その急落を察知して、すぐに積極的治療を行えば、急性増悪期の直前の状態までならば回復は可能になります。 しかしこれを見つけるには、最低でも一月に一回の検査が必要になります。 ※うちの子もこの夏に急性増悪期を迎えましたが、3~4週間に一度の血液検査を行っているので、その事態を克服できました。 残念ながら前回の検査から今までの間に、急性増悪期を迎えてしまったのが今回の状態の原因になります。 ②の皮下輸液をしている中での飲水量増加は、とても良いものになります。 何よりも優先すべきは経口補水になります。 通常の腎臓だと尿毒素のインドキシル硫酸等は、腎臓で濾過されて尿として排出されますが、腎機能が落ちていると血管内に尿毒素が再吸収されて体中を巡り、腎臓を大きく傷つけてしまいます。 腎機能が下落→飲水をしてもそれ以上に尿として出てしまうので脱水が起きる→循環血液量が減少する→血中尿素窒素濃度が上昇する→腎臓を傷つける→更なる糸球体濾過量が下落するという、悪循環になります。 経口補水をして脱水を起こさなければ、脱水補正→循環血液量が上昇する→血中尿素窒素濃度が下落する→腎臓へのダメージが減少する→糸球体濾過量を維持できるという、好循環が生まれます。 積極的に水を飲ませるのは良いことですので、このまま飲ませ続けていただきたいと思います。 ③治療をあきらめるのは飲水ができている以上、今の状態が本当にあと一週間なのか、もう少し状態か見極めてからでもいいのではないでしょうか。 急性増悪期の状態かもしれませんし、それが過ぎてしまい、もうどうにもならないかの判断はすぐにはつかないと思います。 今やられているリナールリキッドの給餌と、経口補水をしていただき、BUNがどう動いているか数日後にまた血液検査をされてみてはいかがでしょうか。 ダメもとですが、アマゾンにもあります「レナトスSC-1」で大幅にBUNを下げることができますので、試してみられてはいかがでしょうか。 大阪大学が開発したシリコン製剤になります。 https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2020/20200618_1 予断を許さない状態だと思いますが、飲水などで少しでもBUNが下がり、楽になるといいですね。
詳しいご回答ありがとうございます。 ①に関しては知らない事ばかりで勉強になりました。 やはり数値的には絶望的ですが、おっしゃる通り急性増悪期の状態かも知れないと言う一筋の希望もありますので、猫自信が水を飲むことすら止めてしまうまでは、辛いですが今出来ることを頑張って行こうと思うようになりました。 ありがとうございます。
質問者からのお礼コメント
①②③のご質問全てをお答えして頂いたのでBAに選ばせて頂きました。 ありがとうございました。
お礼日時:2020/11/13 13:10