私もアロマテラピーを習い始めた時の非常に悩みました。 まずアロマオイル（精油）は原則として「雑貨」として扱われます。そのため、症状に対して使用したり、皮膚などに使用することはできません。主にはルームコロンなどのように使います。 かなりニュアンンスが難しいですが、下記に記載します。 【「頭が痛い」とおっしゃるお客様に頭痛にきくアロマを販売】 ①「頭痛」は病名なので、頭痛にきくアロマと言って発売するのは、医療行為になりますのでNGです。 ②「頭痛に対して有効性が期待できます」は病名が入っているので、厳密にはNGです。（使っている方も多いですが…） ③「頭の痛みに対して有効性が期待できます」もしくは「〇〇精油には、頭痛の回数を軽減したアロマテラピーの研究があります」など、自身の発言ではなく、事実を伝えると良いと思います。実際に偏頭痛などに対する研究があります（私のブログに記載してありますので、よろしければご覧ください）。 ④〇〇に対する効果・作用がありますはNGです。厳密にはこの表現は医薬品等にしか使えません。（「効果・作用が期待できます」の表現はグレーです） 【医療従事者でもない例えば個人事業主のような人がアロマを処方して良いのでしょうか？】 ①処方という表現は医療行為になるのでNGです。 ②精油を販売、もしくは精油をブレンドしてルームコロンとして販売は可能です（精油は雑貨なので）。 ③化粧品として認可されている精油もしくは植物油は「皮膚を保護して乾燥を防ぎます」との表現が可能です。 ※法律は改定する可能性があります 同じアロマテラピーに関わるものとして、難しい部分であるのは非常によくわかります。アロマテラピーの良さを伝えるためにも、お互い頑張りましょう！