放射線をたくさん浴びるほど、甲状腺がんは減るのですか?
放射線をたくさん浴びるほど、甲状腺がんは減るのですか?
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放射性物質は、基本的に同心円状に飛びます。 つまり、チェルノブイリに近づく、つまり、被ばく線量が多い地域ほど、その面積は小さくなります。 すなわち、住んでいる子供の総数は減ります。したがって、患者の数は自動的に減ります。 逆に、遠く離れたところに大きな街があれば、子供の数は一気に増えますから、患者の数も増えます。 結果として、被ばく線量が多い患者が、全体の患者数に占める割合は減ります。それだけの話です。 にもかかわらず、1.5Gy以上被爆した患者が全体の8.1%も占めているという事実、あるいは、100mSv以上被爆した子供の患者が、全体の半分近く占めているという事実は、むしろ、被曝量とがんの関係を強く疑わせます。 あえて逆に解釈しても、被曝量の少ない地域でも、被爆の影響によって患者が発生している可能性がある、ということを示しているに過ぎません。 いずれにしても、元論文は、被ばく線量ごとの子供の総数は示していませんから、発生率はわかりません。 なにも証明していないのですよ。 https://acsjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/%28SICI%291097-0142%2819990701%2986%3A1%3C149%3A%3AAID-CNCR21%3E3.0.CO%3B2-A 要するに、きわめて頓珍漢なデータ解釈であり、グラフです。
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質問者からのお礼コメント
ご回答ありがとうございました。 この円グラフを使う反原発バイトは、頓珍漢な主張をしてるんですね。
お礼日時:2020/11/23 21:35