第二次世界大戦当時、駆逐艦と潜水艦の戦闘ではどの位の勝率で駆逐艦が勝ったのでしょうか?
第二次世界大戦当時、駆逐艦と潜水艦の戦闘ではどの位の勝率で駆逐艦が勝ったのでしょうか? やはり、ほぼ100%ですか? 追伸 米軍に追われた日本海軍潜水艦は海底でじっとやり過ごすし、酸素も無くなる最後はイチかバチかて浮上砲戦で交戦したと読んだことがあります。 でも駆逐艦相手ではイッパツで沈められそうですが、如何だったのでしょう。 言い換えれば砲戦で潜水艦が駆逐艦を沈めた事例なんてあったのでしょうか?
ベストアンサー
>第二次世界大戦当時、駆逐艦と潜水艦の戦闘ではどの位の勝率で駆逐艦が勝ったのでしょうか?> 通常潜水艦は十二センチ砲一門ですし予備浮力も乏しく、火力速度共に圧倒的に駆逐艦に太刀打ちできません。 砲撃戦は殴り合いで、艦砲一門の一撃で運良く敵駆逐艦弾火薬庫に命中させ撃沈に至るはずもなく逆に潜水艦の船体が一発でも撃ち抜かれたなら沈没したからです。 ですので潜水艦が無防備な商船以外で艦艇を砲撃して撃沈した実例はありませんでした。 >ほぼ100%ですか?> はい。猛威を奮ったUボートさえも連合国対潜部隊は水上レーダーを装備し粘り強く制圧し爆雷やヘッジホング攻撃で痛めつけ、撃沈または浮上さしめたのです。 ■潜水艦の死闘。 潜水艦が商船ではない水上艦艇に砲撃を挑む事態は必死の浮上決戦であり、勝ち目はありません。 英国海軍は神出鬼没なUボートに対して、執拗に最大3日も追い詰め酸素と電池の底を尽きさせ、こののま海底の藻屑となるなら浮上決戦を艦長に選択させたのです。 圧倒的に不利な浮上砲撃戦闘を挑むまでに、無音潜航の為に各種電動機は停止され蓄電池の消費も押さえます。 ちなみ日本潜水艦は赤道の太平洋やインド洋作戦で長時間潜航しただけで艦内温度は五十度にも達したそうで、流れる汗は全身を伝わり靴の底にジャブジャブと溜まったそうで、大西洋ではそこまで至らぬでも三十度は超えたかと。 操舵や機関以外の手空きの乗員は酸素消費量を抑えるために寝台などに横になりますが度重なる爆雷攻撃で神経がやられます。 軍医は酸素炭素濃度測定に余念がなく、酸素ボンベを開ければ艦内気圧もあがり二酸化酸素濃度も濃いので頭痛に乗員は苦しめられ、艦内は地獄を呈し軍医は最悪の事態を憂慮し服用毒薬の準備さえはじめます。 ちなみ日本潜水艦では石灰をまいて二三炭素を吸着しました。 もう全て終わりかけている時、艦長は浮上し降伏し乗員が退去せしめた後に拿捕を避けるために残りキングストン弁を開くか時限爆弾にて爆破処分するか、 または艦長は悲壮な覚悟で浮上決戦を挑み撃沈されたり、敵駆逐艦に体当たりもしたのでした。 その際に暗号書などを後に引き上げられ敵に渡らないよう、暗号書や重要書類は水につけると溶けるようになっていたそうですし、、又は硫酸で焼いたりと先に処分したそうです。
質問者からのお礼コメント
ご回答ありがとうございました。 BAに選出させていただきます。
お礼日時:2020/11/26 21:10