責任能力は、手帳の有無はほぼ関係なく 裁判において、鑑定をもって決められます。 また、鑑定で心神喪失などの結果が出ても、法律上の心神喪失はあくまでも法的判断なので、裁判官の判断になります。 医師らが心神喪失と判断しても、当時に責任能力ありとされたら、通常の刑がかされ執行されます。 また重度の精神疾患でも、犯行当時に事理弁識能力があるか、によります。 強盗なんかは、相手の反抗を抑圧して金銭等をとるため、事理弁識能力がないとされることは、難しいと思います。 私が知る例としては、二十代の通常の性的趣向の若者が、薬物等の影響で八十代の方に性的な行為をした事例です。 正気が少しでもあれば、できないような例ですね。