ベストアンサー
原文の記述は ・御手をとらへたまへれば(胡蝶巻)……源氏が玉鬘の手を握るので(気持ちが悪く) ・近やかに臥したまへば(同上)……源氏が玉鬘の傍で横たわるので(迷惑で) ・むつかしう聞こえ戯れたまへば(野分巻)……源氏が面倒なことを言ってなれなれしくするので(ああいやだと思って) のように、源氏はなれなれしくはしますが、ぐっとこらえて、一線は越えません。玉鬘のほうも迷惑ながら源氏の世話になっているので、そう邪険にもできません。そんな膠着状態も鬚黒大将の出現で打破されます。 「愛撫」というのは言い過ぎでしょう。
質問者からのお礼コメント
そうなのですね、、大塚ひかりさんの「源氏物語のすすめ」という本に書いてあったのですがやっぱりそうですよね、、ご丁寧にありがとうございます。
お礼日時:2020/11/24 23:48