好きなようにやってみればいいですよ。
外野(部外者)がいろいろ言うでしょうが、そんなのを気にする必要はありません。
あなたの懐具合とか、使い勝手、好み等で自由にやってみれば宜しい。
少なくとも現時点では、まだ「プロ」を目指しているんじゃないんでしょ?
だったら自由にやればいい。
もちろん、さすがに本格的なプロを目指すなら、最低限の機材は用意する必要はありますよ。
とにかく、機材をそろえたところで、それだけで優れた創作が出来るというものではありません。
ワシは個人的に、DTM等、趣味で音楽制作を始める人には「機材にこだわり過ぎ」の人が多いと思います。日本人特有の「形から入る」というパターンなんでしょうが、それを否定するつもりはないものの、少々考え方がアンバランスという気がします。機材はあくまでも創作の補助でしかないんです。
極端に粗悪なものを使うというなら話は別ですが、そうでなければ(最低限の品質、性能を備えてさえいれば)安価な製品でも充分なんです。
要するに、どんなスピーカーを使おうとも、予めそのスピーカーの特性(クセ)を知っておけば、ある程度までなら脳内補正で対応できるものなんです。
実際、中には「モニタースピーカーは一切使いません、使うのはヘッドフォンだけです」なんて人もウジャウジャいますよ。
ワシ個人としては、さすがにヘッドフォンで全てを済ませるのはいかがなものかとは思いますが、そんな人もいるのが現実ですよ。
ヘッドフォンなんて、どれだけ高額なものを使ったとしても、空間感なんて絶対に分からないんですよ。ヘッドフォンというのは、微細な音の重なり具合だとか、ごく僅かなノイズの混入チェックだとか、限定的な用途でしか使う意味がないと思うのですが、それでも最終的なトータルバランスのチェックとか、ミキシングまでヘッドフォンで済ませるような「テキトーな人」もいるんです。トータルバランスなんて、ヘッドフォンではどう逆立ちしようが10000000%不可能ですよ。絶対にスピーカーですよ。
ということで、ワシからすれば「スピーカーを使おう」と思うだけでも充分及第点だと思いますがね(笑)