フランス語について質問です。 il m'est permis de faire と il m'a permis de faire の意味の違いを教えてください。
フランス語について質問です。 il m'est permis de faire と il m'a permis de faire の意味の違いを教えてください。
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ベストアンサー
il m'est permis de faire 非人称構文と言われているものです。il には意味がなく、非人称主語と呼ばれています。il pleut(雨が降る)などのil と同じです。 御質問の文の中心はêtre permis(許されている)で、形式主語にil, 実際上の主語はde+不定詞で表され:de faire, il est permis de faire(・・・することが許されている)、そして、誰に許されているのか?つまり、不定詞の主語(行為者)ですが、それは à 人 で示されます。il m'est permis de faire ・・することが私に許されている(わたしは・・することをしてもいい)。 上記の文は現在形で、現在のことを言っているのに対し、 もう一つの il m'a permis de faireの方は”普通の”文章で、動詞は複合過去形に置かれています。”彼は私に・・することを許した)。il は人称代名詞ですが、この文からだけでは、人を示しているのか(”彼は”)、あるいは”それは”(もの)を示しているのかは分かりません。 主語がものの場合の例を挙げときます:Ma santé ne m'a pas permis de me promener.(直訳すれば、”私の健康は私に散歩することを許さなかった”) ます。 なお、il est permisのような非人称文は、御質問文のように、il est 過去分詞、あるいはil est 形容詞のパターンでよく見られます(過去分詞という動詞形は形容詞と隣り合わせの動詞形です): il est important de faire(不定詞)..., il est difficile de 不定詞, il est honteux de mentir(嘘をつくのは恥ずべきことだ)、このパターンは枚挙に暇がありません。
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なお、il est important de などの表現は一般的な表現です。”・・・することは重要だ”、誰にとって重要という限定はなく、一般的に話をすれば、というニュアンスですが、もし、特定の誰かに重要なのだと言いたければ、il est permisの表現がそうだったように、ここでもà +人によって、それは表されます:il m'est important, il lui est important....
質問者からのお礼コメント
御説明ありがとうございました。非常によくわかりました。
お礼日時:2020/11/24 16:47