HEAT弾の先端にダンパを付ければ中空装甲が何枚でも無効化出来るのでは? 弾薬の先端に付けたダンパーの粘性力に逆らって
HEAT弾の先端にダンパを付ければ中空装甲が何枚でも無効化出来るのでは? 弾薬の先端に付けたダンパーの粘性力に逆らって 一定距離移動するとダンパーが横にズレて外れ、 着発式信管が作動する方式で中空装甲を無効化できませんか? 力の損失=(ρu²Sc/2)×(Lλ/d) = (力)×(流路長×係数/管径)・・・① 微小時間dtが常に一定とすると、 ma・dt=Δmv (力積=運動量変化)・・・② より流体への負荷(N)は運動量変化に 比例するため、跳ね返り係数によらず 中空装甲を無視し、弾薬が止まった時点で 問答無用でHEAT弾が起爆させられると思ったのです。 ただ僕はまだまだ勉強中ですし、実際どうなるのか分からないので この方法がどれ程の費用対効果を持つのか、 そもそもの途中式に狂いが無いかなどを知りたく思って質問しました。 (多少は内容から外れていても構いません)
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その方式ですとまず中空装甲の装甲板をぶち抜かないとならないですよね。 中空装甲は薄いと言っても防弾鋼板で30mmぐらいあるのが普通ですので、弾頭に化学エネルギーではなく運動エネルギーのみでそれなりの貫通力を持たせてやる必要があります。 中空装甲を貫通できずに止まってしまうとそこで起爆することになるので、結局スタンドオフ距離を狂わされて本体の装甲は抜けません。 しかし装甲を貫通できるような貫通体を弾頭に備えると、今度はメタルジェットの通り道を確保するのが難しくなるのではないでしょうか。 それよりも、実際に存在するタンデム弾頭のほうが簡単で効果的です。 HEAT弾が2段重ねになっている弾頭で、1段目の弾頭が中空装甲などを破壊し、2段目が本体の装甲を貫通します。 中空装甲や爆発反応装甲にも有効で、HEAT弾を単純に何段か重ねただけの構造ですので、弾頭に複雑な信管を設ける必要もありません。
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