着物の結帯具の事で教えてください。
着物の結帯具の事で教えてください。 お太鼓を作る時に(一重も二重も)柄を合わせるのが難しい為、検索しましたら簡単にお太鼓が作れるという結帯具というものがあると知りました。 教材用と書かれたシンプルなものと、コーリン姿というものの二種類がありましたが、どちらの方が扱いやすいでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら、宜しくお願いいたします。
着物、和服・43閲覧・100
ベストアンサー
コーリン系の着付け教室に通ったので、コーリン姿を使った経験はあります。 長所: ①帯を挿しこむ時にスナップで開きますから、帯を傷ませないで済みます。 ②仕上がりが目で正面から見て確認しながら形を作れます。 二重太鼓などもきっちり重ねてきれいな太鼓が作れますから、正装には良いように思います。 ③急いだ時など馴れれば失敗なく短時間で付けられます。 疑問点: ①柄を合わせるのには、方法があって添付の簡単な説明ほど簡単にはいきません。 帯の長さが十分あって、手や腕が年齢的に痛む・・・というヒトでなければ普通に用具を使わないほうがずっと簡単だと感じました。 ②コーリン姿は、帯枕部分に通常の帯枕の紐が付いていません。 胴の部分のゴム紐の他に枕部分を帯揚げだけで締めるのでは弱く’背中から離れがち’’です。 以前はコーリンの商品ラインに専用の枕のカバーに紐が付いたものがあって、コーリン姿を使用する時には、それ締めた後帯揚げをするように習っていました。 帯揚げは本来紐や脇を隠して前をきれいに整えるのにはキツクは締めませんから、少々心配です。 この問題点は、他の会社の姿でもみられます。 一般の枕にも利用する<ガーゼ帯枕カバー>の中央辺りの縫い目をあらかじめ解いておき、姿の枕をつつむようにして利用するといいと思います。
姿(結帯具)の意外と面倒な感じが伝わる動画です↓ご参考に。 https://www.youtube.com/watch?v=Ax31uTiT1mE
質問者からのお礼コメント
お二方様、ありがとうございました。 大変参考になりました。
お礼日時:2020/11/27 12:38