半分正解、ってところですね。 現代の教育のベースは「仕事の見習いとして雇ってもらうための最低限の知識」を身につけるための職業訓練です。 いわゆる「読み書き計算」ですね。 それすら出来ないレベルだと、簡単なアルバイトすら雇ってもらうのは難しいので、本当に最低限の勉強をするというのが土台です。 と言っても、それは小学生までで十分な内容。 中学生の勉強範囲は、すでに「社会で全く使わない知識」の方が多くなっています。 ただ、それは本当に最低レベルを求める場合の話。 料理人になりたい人が料理について学ぶのは当たり前。 youtuberが動画について学ぶのは当たり前。 「やりたいこと」がある人は、それを学ぶのは当たり前なので、 目標がある人ほど、具体的にしっかり勉強するようになります。 それを踏まえて、本来あるべき義務教育の重要な役割は「やりたいこと見つけるサポート」です。 勉強を教えることよりも、「将来の夢」を探すサポートの方が重要なのです。 >働かないと生活が出来ないから、嫌々働く そう、これこそが「教育を受けていない人」によくある残念な思考回路なのです。 国民が「生活のために仕方なく働く」なんて意識しかない国は不幸のどん底。国全体がスラム街みたなものです。 「色んなことに興味持って遊んで楽しく暮らせばいいじゃん！」という意識を浸透させることが教育の重要な役割なのです。 「はあ？何、甘えたこと言っての？」って思うかもしれませんが、 好きなことやりたいことがある人にとって、働くのは趣味の延長なんです。 ・最近クレープにハマってて、色んなクレープ作ってる みたいな人がいた場合、「え、食べてみたい、今度作ってくれ」とか「作り方教えて」とか、他人から頼まれる機会も増えていくでしょう。 で、その結果、店を作ったり料理教室を開いたりすれば、それが仕事になるのです。 ということで、義務教育の本来の重要は本質は 「嫌々生きているような心の貧しい若者を、目標を持って楽しみながら生活する心豊かな若者に変われるよう導くこと」です。 今の日本の義務教育が全然そんなこと微塵もできてないようなクッソボロカスなものだったとしても、そのせいで「教育」そのものを下らないものと勘違いしないでください。 「日本の教育」が悪いだけですから、教育そのものにまで八つ当たりのないように。