アクティブタイプPU(EMGやダンカンのAJJ)などで バランサーをつける場合、バランサーの推奨抵抗値はありますか?
アクティブタイプPU(EMGやダンカンのAJJ)などで バランサーをつける場合、バランサーの推奨抵抗値はありますか? MN型POTを使うことを考えていますが、VOLなどは50Kや25Kを進められるのに バランサーの抵抗値は250Kに疑問を感じます <回路のつなぎ方> PU ⇒ バランサー ⇒ VOL ⇒ TONE ⇒ OUT
ベストアンサー
こちらのご質問と同じ方からのご質問でしょうか。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11235036051 こちらでお勧めした通り、複数のピックアップからの信号をミックスするところに高抵抗を使うのは、熱雑音という物理学的に不可避(とは言っても絶対温度を低くすれば、その平方根に比例して下げることができます)のノイズで不利です。 アクティブピックアップでは、最適負荷インピーダンス範囲が決められているものがあり、その範囲の低めの値の2倍(両側がピックアップにつながっている場合)程度のB型可変抵抗が良く用いられます。ステレオアンプのバランス調整用可変抵抗は、出力を短絡してモノラルにするとトラブルになることがあります。片方が最小になるまで絞った時、もう片方はショートされてしまうわけです。いっぱいに回しても、音量がゼロにはならないという範囲の調整のものにしてください。 高抵抗でなければ、B型可変抵抗で十分に低雑音にできる上、中心付近での微調整も連続的に行えますから、その方が良い設計です。 なお、添付図のようにすると、ボリューム中央付近でつまみの角度に対する変化カーブが寝てきて微調整がしやすくなります。 多くのアクティブピックアプで、ほぼ妥当な値となるものですが、仕様書を見て疑問があればまたご質問ください。
このように固定抵抗と可変抵抗の組み合わせで、中央付近で微調整しやすくできます。また、固定抵抗の値を変えることで、特定の比の周囲で調整しやすくすることができます。 この回路のボリューム角度と分圧比は添付図のようになります。
質問者からのお礼コメント
大変詳しい説明 ありがとうございます
お礼日時:2020/11/30 20:25