ベストアンサー
①労働基準法:労働条件の最低基準を定めた法律です。 ②労働協約:会社と労働組合とで取り決めた労働条件です。 ③就業規則:会社が決めた会社での労働に関する規則です。 ④労働契約:会社と労働者との契約です。 優先順位は①~③の順になります。①~③で労働条件が異なり、労働者に不利な場合には、上位の労働条件を優先します。「部分無効自動引き上げ」と言い、労働条件の改正をせずに、不利な部分を上位の労働条件に読み替えます。労働者に有利な場合は問題になりません。 ④は個人の契約なので、毛色が違います。①~③と労働条件が異なる場合には、個々に判断します。 基本的には部分無効自動引き上げですが、例えば、入社時には③就業規則と④労働契約の労働条件が同じで、入社後に③就業規則の当該労働条件を引き下げた場合には、どちらを優先するかは、争いになります。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございます
お礼日時:2020/11/30 23:31