鬼滅の刃23巻ラストのシーンで「生まれて来ることができて幸福でした」というメッセージは誰が語っているのでしょうか?炭治郎ですか?
鬼滅の刃23巻ラストのシーンで「生まれて来ることができて幸福でした」というメッセージは誰が語っているのでしょうか?炭治郎ですか?
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ID非公開
ID非公開さん
2020/12/5 12:54
語り始めは炭治郎のように書き出して 次々全員からのメッセージに代わって行っていると思います。 でも内容は作者の想いですね。 最後は登場人物、生き残った全員、死んでいった全員から この漫画を読んでいる子供全員に向けてのメッセージだと思います。 一番最初に語り出したのは炭治郎。 次々それぞれの人生をなぞらえながら それぞれの人生を通して 先生ご本人が伝えたいことを書いていっていますね。 色々な思いを抱きながら壮絶な最期を遂げた柱や隊士達。 コミックスを読んでいる人は知っていますから ムイ君のところなんて 自分は若くして死んでしまったけれど「幸せは長さではない」 若いのに死んでしまったことで不幸だと思わないでほしい。 どうか「私のこの幸せの深さを][見て(わかって)ほしい」 私は「生まれて来ることができて幸福でした」 と、最後につけることができます。 あの追加書下ろしページは作者が「子供達に向けて」書かれた メッセージのように感じました。 そして推しを失ったものへの慰めのような・・・。 ちょっと救われましたね。 鬼滅の刃の映画公開に際し、経済効果だとかコラボ商品だとか 業界が沸いている中で、唯一執筆を終えた作者だけが おうち時間を過ごす子供たちに向けてぬりえを用意されていました。 そして映画公式HPではアニプレックスがそのぬりえを無料ダウンロード できるようにしていることからも先生の読者への想い、特に影響が大きい子供への想いがわかると思いませんか? あれだけの人気作ならショウワノートあたりから ぬりえ冊子が発売されても不思議ではないのにそれをしない。 より収益の高いものから商品化されており その対象が子供ではなく大人へ移っているので 子供には飲ませられないコーヒーや 子供が使わないネットバンキング 掃除用品・栄養ドリンクと購入対象者の年齢が引きあがっている現状は 子供から見ればよくわからない状態です。 登場人物のそれぞれの特徴や生き様になぞらえながら 作者がこれからの未来を生きていく子供達へ向けて 伝えたいこと、エールを書いていると感じとりました。 人生の多くを終えた親世代が読んでも わが子に伝えたいと感じる文章でした。 本誌の最終回を読んだ時はドタバタとして何とも言えない感覚でしたが 単行本の最終回が書き加えられて、きれいに収まった感が得られました。 先生、ありがとうございました。
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