野球?ルール◇転んだ一塁手とバッターランナーが衝突!守備妨害?走塁妨害?
野球?ルール◇転んだ一塁手とバッターランナーが衝突!守備妨害?走塁妨害? ⚾︎ 〈状況〉 打球は、一塁線近くのゴロ(ぎりぎりフェア)。 一塁手が打球を捕ったのだが、足がもつれたのか?つまづくようにしてラインの外(ファウル地域)へ転びました。 すると、 走っていたバッターと衝突して、バッターも転倒してしまいました。 その間に一塁へ送球されてアウトに。 ※ 一塁手が打球を捕ったのは(ラインのそばの)フェア地域です。 ※ 打者走者は正しくレーンを走っています。 【質問します】 上記のような場合、どのような判定になりますか? ① 守備優先の原則により衝突した時点で、 「守備妨害でアウト」。 ② 一塁手が転ぶのは予測できない。 「走塁妨害でセーフにする」。 (でなければ、わざと転んでぶつかるケースが出てくる) ③ 妨害はとらず、そのままインプレーでアウト。 ④ その他。 ①〜③すべて正しいとは言えない。
ベストアンサー
答えは①。 ただし理由は「守備優先」ではなく「打球を処理する野手に対する妨害」なので打者走者が避けようとして及ばなかったとしても守備妨害となる。 (これが「一塁への送球」であれば打者走者は3フットレーンのルールに反していないので故意の妨害であることが守備妨害をとる要件となる) 野手が打球を処理しているとみなすのは「打球に対して守備し始めてからボールを掴んで送球し終えるまで」。 もちろん打球を掴んでいるからと言っても野手の方から故意にタックルに行ったり掴みかかって引き倒したりするような行為であれば逆に走塁妨害をとるべきだが、3フットレーンはあくまでも「一塁への送球を捕らえようとする野手を妨げないために走行を義務付けられている区域」であり、打球を処理する野手を避けるためであれば「3フットレーン」および「走者の走路」から出てこれを避けることは許されている(野手を避けるために走路から側方に出たときに触球を受けた場合は一塁と触球を受けた地点を結ぶ直線を中心とした左右3フィートの区域から出たときにラインアウトになる)。 従って、いくら打者走者が3フットレーンを走行する義務を課せられているとは言えども前方にファウルライン際で打球を捕らえようとする野手がいたのであれば打者走者には走者の走路から出てでもこれを避ける義務があり、掴んだ際の自然な勢いで転んだ直後の野手に接触したのであれば「打球を処理する野手を避けなかった」とみなされる。 当然ながら接触した時点で直ちにボールデッド、打者走者はアウトになり、「守備妨害によるボールデッド」なので他に走者がいたとしても走者は投球当時に占めていた塁へ帰塁させられる。
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質問者からのお礼コメント
初めてご回答くださる方もおられると思いますので、軽く自己紹介を。 キノッピーの質問は、 僕(学童軟式野球チーム監督)が実際に試合中に起こったこと、あるいは勝手に想像したことを元に“テキトーに条件を設定して質問形式にした”ものです。 今回のケースは、 子どもがゴロを捕りながらコケることはよくあり、 もし、こんな状況でコケたらどうなるのか?と勝手にイメージして創作した質問です。 ありがとうございました。
お礼日時:1/14 10:11