ID非公開
ID非公開さん
2021/1/14 0:25
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私は、ある公立小学校の正規の教員を定年退職した後、縁があったため、
私は、ある公立小学校の正規の教員を定年退職した後、縁があったため、 3年以上前まで北陸地方のある都市の公立小学校で非常勤講師を4年間務め、5・6年の理科と家庭科を担当していました。 なぜか北陸地方には、小学生の子どもたちに制服(正式には標準服)の着用を義務つけている小学校が多いのです。 その小学校でも、子どもたちは制服を着ることを義務づけられていました。男女児とも、上半身は白いワイシャツやブラウスに紺のイートンの学童服を着用し、下半身は、一年間を通して、男児は短い紺のズボン、女児は短い紺の吊りスカートを着用し、黒か紺のハイソックスを履くように定められていました。 私が大きな違和感をもったのは、真冬は最低気温がマイナス5度まで下がり雪も多く降る寒冷地域であるのにもかかわらず、真冬ですら、子どもたちは上にコートを着用することは許されていましたが、下はタイツを履くことも禁じられ、素肌の脚に短いズボン・スカート・ハイソックスだけで雪が降る中通学することを強いられていたことです。 校長の方針は、「小学校は子どもを鍛える場であり、物理的に快適に過ごす場ではない。小学生の子どもは、夏の暑さや冬の寒さに耐えさせなければならない。優しく強く礼儀正しい凛とした子どもを育てなければならない」というものでした。その方針を受けて、真冬でも教室の室温は15度までと定められそれを超えたら担任は速やかにエアコンを切っていましたし、体育の時間がない日であっても、子どもたちは登校すると、下だけは体育着のショートパンツ(ハーフパンツではなく、クオーターパンツよりもさらに短いものです)に履き替えて過ごすことを学校で強いられていました。上は規定の制服を着ていても、下はむき出しの素肌の脚とハイソックスだけなので、授業中、腿に鳥肌を立てている子どもたちがたくさんいました。特に、子どもの体から若者(青年)の体に移行してきている6年生の男の子は、気の毒でした。そもそも、学校は子どもたちが勉強するところであって、このような状態では、子どもたちが勉強に集中できるはずがありません。学校で一番大切な勉強に子どもたちが集中できなくする校長の方針は、本末転倒で、間違っていると思いました。さらに、身体を冷やすことは、免役力を低下させ、身体の不調を招くことは、言うまでもありません。 その学校を去ってから3年以上たった今、新型コロナが大流行しており子どもたちの体調管理には格段と配慮しなければならないことは言うまでもありません。しかし、先日、北陸地方の大雪に関するニュースを見ていたら、その地域の小学校の子どもたちが、私が勤務していた頃と同じような服装で雪の中を登校する場面が映し出されたので、本当に驚きました。通常ならともかく、新型コロナが大流行しているこの時期に、その地域の小学校の校長や教育委員会は、なぜ子どもの服装に配慮しないのか理解に苦しみました。小学生の子どもたちが長ズボンを履いて登校することを許可するべきだと思いました。子ども第一に考えるならば、むしろ、校長は、そして小学校を管轄する自治体の教育委員会は、子どもを寒さから防ぎ体調を崩すのを防ぐために、長ズボンやタイツを履いて通学するのを推奨すべきだったと思います。 寒さが特に厳しい北陸地方の小学校では、冬季には男女を問わず長ズボンを履かせるなどの子どもを寒さから防ぐ配慮がなされるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
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ベストアンサー
昔と違って、今の寒さは尋常ではありません。 八甲田山の雪中訓練がナンセンスだったように、アホとしか言いようがない。 まるで、戦時中のようですね。 "心頭滅却すれば火もまた涼し”的な考え方を令和の時代にもやっているとすれば教育者として資質を問いたいですね。 一種のパワハラです。 聞いてビックリでした!
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