ID非公開
ID非公開さん
2021/1/14 14:35
3回答
むかし「鏡餅を焼いて食べると家が火事になる」と祖父母に教えられたのですが 同じ迷信というか習慣を聞いたことある方いませんか?
むかし「鏡餅を焼いて食べると家が火事になる」と祖父母に教えられたのですが 同じ迷信というか習慣を聞いたことある方いませんか? 今になって調べてみたらそういう言い伝えもあるにはあるようなのですが、焼くことが絶対ダメというわけでもなく「デマだ」と説明しているブログもありました その他にも「三が日には餅を焼いてはいけない」「餅をついた日には焼いて食べてはいけない」などなど派生系があるようで 昔の口伝えで変化しながら伝わった風習だと思うのですが、やっぱり地域性があるのだろうかと気になったもので ちなみに南東北で30年くらい前に聞いた話です
ベストアンサー
鏡餅は焼いて食べると家が火事になる(からダメ)。切って食べると(人や仕事の)縁が切れる(からダメ)、だから鏡開きは割って食べるべし。こちら九州でも言われていることですので、おそらく全国的に同様の傾向ではないでしょうか。 というか正月ってのはそもそもそういった験担ぎに溢れています。例えばお節料理。マメに働け(黒豆)、悪いことするめえ(スルメ)、勝ち栗(栗きんとん・勝つ=縁起がいい)、子孫繁栄(数の子=たくさんの卵=子宝に恵まれる)、海老(=腰が曲がるまで長生きするように)、喜ぶ(よろこんぶ→昆布)、ブリ料理(成長とともに名前が変わるため出世魚と言われ、将来の栄達を願う)、めでたい(めでタイ=鯛料理。頭を落とすのは首切りを連想させるのでNG)などなど。三が日に初詣に行くのだって生まれ育った土地の神様に新年のご挨拶をするとともに、その年一年の神仏の加護をお願いするためですし。 こういうのを迷信と切って捨てるのは簡単なんですが、こうした言い伝えって昔の人の知恵や戒めが形を変えて現代にまで伝わっているものです。なぜ伝わっているかと言えば私たちの先祖が代々言い伝えて後世に伝えてくれたからで、それを迷信と切り捨てて次世代に伝えないのはいかにももったいないと感じますね。 迷信を逐一全部信じて実践しろとは言いませんが、そういう謂われがあるということを知識としてだけでも知っておくのは良いことだと思います。少なくともデマだと断じてしまうような心の寂しい人には、私はなりたくないですね。
質問者からのお礼コメント
自分も確かに火事になる以外にも「縁が切れるから包丁で切っても駄目」と教えられたのを思い出しました、九州にも同じ言い伝えがあるのを知れて良かったです 有難うございました!
お礼日時:1/19 19:13