以下の東京新聞社説の後半部分を読んで、下の質問にお答え下さい。
以下の東京新聞社説の後半部分を読んで、下の質問にお答え下さい。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80516?rct=editorial (東京新聞社説 「脱炭素」を考える 私たちの星を守りたい) 『◆原発なしで達成可能 暮れも押し迫った先月二十五日、菅首相が十月の所信表明で発した「二〇五〇年、温室効果ガス実質ゼロ宣言」を裏付ける、政府の「グリーン成長戦略」が発表されました。脱炭素化を進める企業の技術革新を後押しし、環境と経済の好循環を図るというのが、その趣旨で、十四の重点分野について数値目標を掲げています。 潜在力が高く、未来の主力電源とされる洋上風力の発電容量を、四〇年までに、最大四千五百万キロワット(原発四十五基分)に増やし、三〇年代半ばまでに、販売される新車を100%電動車にする−など、国際的な流れに沿う、かなり踏み込んだ内容とは言えるでしょう。 ただし「原子力発電を最大限に活用する」というのは、気がかりです。過酷事故のリスクをはらみ、再生エネ電力の値下がりで経済合理性を失った上、核のごみの処分場も見つからない−。そんな原発に依存し続け、巨額の国費を投じ続けることになるからです。 では、原発なしで「実質ゼロ」は可能でしょうか。名古屋大環境学研究科特任教授の竹内恒夫さんは「ほとんど、できちゃいますよ」と言っています。 竹内研究室の試算では、五〇年までに十キロワット未満の住宅用太陽光を現在の八倍強、五十キロワット以下の事業所用などを七倍に拡大し、洋上風力は六千万キロワットに。陸上風力や中小水力、地熱といった既存の再エネ電源を今のペースで増やし、既設の大型水力を維持していけば、総発電量の約九割を再エネで賄うことができる。 絵空事にも見えますが、住宅用太陽光の導入目標は、一戸建て住宅の半数が太陽光パネルを屋根に載せれば達成可能。洋上風力の目標値は、日本風力発電協会の推計による潜在的な導入可能量の半分という、むしろ控えめな設定にした。しかも海底に支柱を固定する着床式だけの計算で、浮体式は勘定に入れていない−。 「四〇年以降は特に、燃料用水素などの製造による電力需要が15%ほど増えますが、人口減少や省エネの進展などで相殺されていくはずです。過渡期の間はCO2排出の少ない天然ガスでつなげばいい」と、竹内さんは考えます。 ◆“消火活動”が始まる エネルギーが変われば、ライフスタイルも変わります。真に「新しい生活」の基盤づくりが急加速する年になりそうです。“わが家の消火活動”が本格的に始まる年でもあるでしょう。 「瑠璃色の地球2020」。大みそかの紅白歌合戦で、松田聖子さんが歌った楽曲です。 ♪ひとつしかない/私たちの星を守りたい…。サビのフレーズが印象的でした。実はこれ、三十五年も前の作品です。長い間、足踏みが続いていたようです。』 ① 『ただし「原子力発電を最大限に活用する」というのは、気がかりです。過酷事故のリスクをはらみ、再生エネ電力の値下がりで経済合理性を失った上、核のごみの処分場も見つからない−。そんな原発に依存し続け、巨額の国費を投じ続けることになるからです。』とは、『カーボンニュートラル』は原発無しで当然に実現出来ると言う事ですか? ② 『五〇年までに十キロワット未満の住宅用太陽光を現在の八倍強、五十キロワット以下の事業所用などを七倍に拡大し、洋上風力は六千万キロワットに。陸上風力や中小水力、地熱といった既存の再エネ電源を今のペースで増やし、既設の大型水力を維持していけば、総発電量の約九割を再エネで賄うことができる。』とは、今のデンマークの様な事が可能なのですね? ③ 『絵空事にも見えますが、住宅用太陽光の導入目標は、一戸建て住宅の半数が太陽光パネルを屋根に載せれば達成可能。洋上風力の目標値は、日本風力発電協会の推計による潜在的な導入可能量の半分という、むしろ控えめな設定にした。しかも海底に支柱を固定する着床式だけの計算で、浮体式は勘定に入れていない−。』とは、余裕で『カーボンニュートラル』を再生可能エネルギーだけで実現出来ると言う事ですか? ④ 『四〇年以降は特に、燃料用水素などの製造による電力需要が15%ほど増えますが、人口減少や省エネの進展などで相殺されていくはずです。過渡期の間はCO2排出の少ない天然ガスでつなげばいい』とは、当然ですよね? ⑤ 『エネルギーが変われば、ライフスタイルも変わります。真に「新しい生活」の基盤づくりが急加速する年になりそうです。“わが家の消火活動”が本格的に始まる年でもあるでしょう。』とは、原発推進派と思われるグレタ・トゥンベリさんも反対はし無いんじゃないでしょうか?
ベストアンサー
① ただし『原子力発電を最大限に活用する』というのは、非常に気掛かりであります。 重大過酷事故のリスクを孕み、再生可能エネルギー電力の値下がりで経済合理性を失った上、【核のゴミの処分場】も見つからないのが原発であります。 斯様な原発に依存し続け、巨額の国費を投じ続ける事に成るのであり、当然に『カーボンニュートラル』は原発無しで実現出来る筈であり、此れに疑義を抱く根拠は全く無いのであります。 ② 2050年までに10kW未満の住宅用太陽光を現在の8倍強、50kW以下の事業所用などを7倍に拡大し、洋上風力は6,000万kWに成るのであり、陸上風力や中小水力、地熱といった既存の再エネ電源を今のペースで増やし、既設の大型水力を維持していけば、総発電量の約9割を再生可能エネルギーで賄うことができるのであり、今のデンマークの様な事が可能と言う訳であります。 ③ 『絵空事』にも見える人は居るが、住宅用太陽光の導入目標は、一戸建て住宅の半数が太陽光パネルを屋根に載せれば達成可能なのであります。 洋上風力の目標値は、日本風力発電協会の推計による潜在的な導入可能量の半分という、むしろ控えめな設定にしており、しかも海底に支柱を固定する着床式だけの計算で、【浮体式洋上風力発電】は勘定に入れていないのであります。 其れは、余裕で『カーボンニュートラル』を、再生可能エネルギーだけで実現出来る事は、火を見るよりも明らかで在ると思うのであります。 ④ 2040年以降は特に、燃料用水素などの製造による電力需要が15%ほど増えるのでありますが、人口減少や省エネの進展などで相殺されていく筈であります。 過渡期の間はCO2排出の少なくクリーンな天然ガスで繋げば良いのであり、当然に先端ガス火力発電のGTCC(ガスタービン・コンバインド・サイクル発電)を補助電源として、頼れば良いと言う事であります。 ⑤ エネルギーが変われば、ライフスタイルも変わるのであり、真に『新しい生活』の基盤造りが急加速する年に成るのであります。 『わが家の消火活動』が本格的に始まる年でも在るとは、原発推進派と思われるグレタ・トゥンベリさんも反対する根拠は無いのであり、彼女を使いこなしている原発推進派の悪人の大人に騙されているだけであり、その呪縛から解放された時にこそ、グレタ・トゥンベリさんが真の環境活動家足り得る存在に成るのであります。
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質問者からのお礼コメント
回答ありがとうございます。
お礼日時:1/22 20:52