源氏物語を現代語訳で読むならどれがお勧めですか。

1人が共感しています

ベストアンサー

2

2人がナイス!しています

その他の回答(2件)

0

源氏物語の現代語訳は、源氏物語の原本が存在していないので、現実には室町時代初期の河海抄という注釈本や、特に江戸中期の湖月抄という校訂本兼注釈本を参照したものです。 つまり珍訳・誤訳のオンパレードと言って良い。本居宣長が出現するまでは、源氏物語を仏教や儒教的な色眼鏡で見ていたため、源氏物語を評価する人はこれを認知的フィルターで濾過し、逆に源氏物語を好色物語とする人はこれを女子供の弄び物として軽蔑していた。宣長が18世紀後半になって源氏物語を再発掘し、仏教的・儒教的な色眼鏡を外してしまうまでは、文字通り勧善懲悪の物語か、低劣な通俗小説だとの評価しか無く、これらを前提にした注釈書を頼りに現代語訳した源氏物語も、そのどちらかに成り果てている。 現代語訳で最も定評のある谷崎潤一郎さえ、源氏物語を文学の最高峰と考えながら、主人公の一人である光源氏をどうもいけ好かない男で好きになれないと言っている。しかし本当にそうだろうか。源氏物語を読めば、作者は光源氏という男の生き方を通して、もののあはれという、物語の根幹に関わるものを描き出しているのである。 というわけで、源氏物語の現代語訳は、すべて源氏物語をヒントにして仕立て上げた現代の三文小説と断じて差し支えない。しかしどうしても原文は読めないとおっしゃるなら、アーサーウェーリーなどの英語訳(残念ながら抄訳だが)の方が遥かに善い。外国人は変な先入観がなく、純粋に物語として読みとるので、むしろ原文の味わいが出るのである。もちろん、日本の現代語訳を英語に訳したものは駄目であるし、特に国語学者などが訳したものは読まぬほうがましである。

0

現代語訳の本をお探しですか?それとも現代語訳で読むべき章のことでしょうか? 本ならば、瀬戸内寂聴さんが書かれた「源氏物語」がおすすめです。 章ならば、若紫がおすすめです。有名どころでしょうが…