ID非公開
ID非公開さん
2021/1/20 13:47
5回答
電車って、平坦の区間で130キロ近くまで出して惰性走行したとすると、空気抵抗で速度がどんどん落ちていくものですか?
電車って、平坦の区間で130キロ近くまで出して惰性走行したとすると、空気抵抗で速度がどんどん落ちていくものですか?
鉄道、列車、駅・48閲覧
ベストアンサー
空気抵抗は実はそれほどでもありません。 たしかに電車の前頭部だけを見ると「なんでもっと流線型に作らないんだ?]という疑問が生まれるのも分かります。 しかし電車を少し離れた場所から見れば分かる通り、細長い形ですから、 体積の割には前頭部分(いわゆる”顔”)が小さくて、空気抵抗は少ないのですよ。 また、それゆえ両数が多くなればより空気抵抗の影響を受けにくくなります。 このように走行抵抗を算出する公式みたいなもんもあるのです。 列車が惰行運転に入ると速度が次第に減じてゆく主な原因はレールと車輪の「転がり抵抗」と、軸受に発生する抵抗。 それに比べると、空気抵抗による損失は、殊に130km/h以下の在来線では、そんなに大きくありません。 しかも、転がり抵抗や軸受の抵抗も極めて小さいものですから、平坦な区間では、惰行運転でも相当な高速度を維持したまま、何キロメートルも走れます。(元運転士)
質問者からのお礼コメント
他の方もありがとうございました。
お礼日時:1/24 22:02