ID非公開
ID非公開さん
2021/1/20 17:41
5回答
【うたの歌い方について感じたこと】 .
【うたの歌い方について感じたこと】 . 名曲は変に感情を籠めて歌わないほうがひとのこころにとどくということはないですか? 淡々と歌ったほうがいいのではないかという意味です。演歌[艶歌]などは違うのかもしれませんが、少なくとも カジュアルな J-POPS などではそう感じます。 こう思ったのは 岡村孝子・山本潤子の「卒業写真」・初音ミクの「大きな玉ねぎの下で」・イルカの「なごり雪」・(西島美恵子の「池上線」)…… をまず聞いて その後に多くのカバーものを聞いてからの感想です。岡村孝子などは のべ 6万曲は聞きました。 とくに、"ボーカロイド" の初音ミクの「大きな玉ねぎの下で」が実にいいと思いました。感情が籠っているはずはないボカロで大きな衝撃を受けたのでした。 歌唱法に別に詳しくはないので、意見を伺いたく存じました。
ベストアンサー
感情を込めるだけが全てではないということは大ベテランの方もおっしゃいます。 富野由悠季氏の著書「∀の癒し」より、谷村新司さんのエピソードです。 送り手と観客の関係は、作品というものを媒介にしている。その作品は、できが良ければ良いほど、作り手から独立してしまって自立性をもつ――作品そのものの力とか性格といったものだ――。 だから、作り手や送り手が、そのときだけの気分で、安易な思い込みや気分をいれて歌唱すると、作品がそれを拒否してしまうらしいのだ。それは観客もそうで、そのときのステージ全体の雰囲気というのも計算して表現しなければならない。かってに、ガンバッテいいものではない、ということらしい。 (中略) 彼は、情をこめない唄い方を「冷める」というらしく、「サメハチでやってみよう」といえば、冷めた気分八で唄ってみようということらしい。
1人がナイス!しています
ID非公開
ID非公開さん
質問者
2021/1/20 23:33
「自立性をもつ」「安易な気分で歌唱すると作品のほうがそれを拒否する」 深いですね、深いです。感銘を受けました。ありがとうございました。サメハチ… そういうことだったんですね~ ♫
質問者からのお礼コメント
作品が良ければ良いほど作品は自立性をもつ(!) ー 納得でした。文章内容が深く、感銘を受けました。 ありがとうございました。
お礼日時:1/22 2:39