ID非公開
ID非公開さん
2021/1/21 20:32
3回答
セクシュアルマイノリティのことについて。 変な質問になってしまうのですが、調べてもなかなか出てこないので質問させてください。
セクシュアルマイノリティのことについて。 変な質問になってしまうのですが、調べてもなかなか出てこないので質問させてください。 自分は生物学上、女です。しかし、性別を聞かれた時にどちらかを選ぶ時にいつも迷います。断言して男、女と言えないんです。そういう人がいるのは知っているのですが、最近は男として男の子を犯したいと思うようになっています。体ももちろん男として。そういう想像をしながら自慰をしたりしています(性事情をお話してすみません)。 その場合、自分はなんなのでしょう?同性愛者なのか、性同一性障害なのか、はたまた、それは普通のことなのか……自分でもよく分かりません。 今までは性的なことは興味が薄く、でも男に組み敷かれるのは気持ち悪くて無理なだけだったんです……。女の子と付き合っていた時もありましたが、性行為等はまるで興味がなく、ただ傍に居るだけでよかったんです。 自分は一体、何者なんでしょうか? 拙い文章ですみません……助言ください……。
性の悩み、相談・35閲覧・50
ベストアンサー
>でも男に組み敷かれるのは気持ち悪くて無理なだけだったんです……。 男が「抱く」女が「抱かれる」なんて決めつけを誰がつくったんだろうと思います。 むしろ女性は妊娠期に「今はダメ」と性行為の主導権を握らなければ胎児の命を守れないこともあるのに。 「性行為の主導権は男性にあるべき」 などのどこの誰がつくったかもわからない性別による決めつけを【社会学的ジェンダー】といいます。 >女の子と付き合っていた時もありましたが、性行為等はまるで興味がなく、ただ傍に居るだけでよかったんです。 とあるので、性欲由来の性指向にあたる L(レズビアン)B(バイ)も除外します。 ※※※ 私は質問者さんをLGBTQ+のどれかの枠にはめない「ジェンダーレスという考え方」を紹介します。 よく性自認で悩まれる人の中には 「社会学的ジェンダー」と「生物学的ジェンダー」を混同する人がいます。 【社会学的ジェンダー】とは誰か他人のために都合よくつくられた「男らしく」「女らしく」というような性のことです。 【生物学的ジェンダー】とは性器や二次成長、妊娠出産といった性のことです。 例えば体が男の人が 「男はどんなに辛くても泣いてはいけない」 「男はデートで必ず女におごらなくてはいけない」 「男は危険で体力のいる仕事を避けてはいけない」 「男は可愛い格好やメイクに興味を持ってはいけない」 という決めつけに反発したり違和感を覚えたら、その人は女性ですか? 体は女の人が 「女はいつもおしとやかにしなくてはいけない」 「女はボーイッシュな格好をしてはいけない」 「女は髪を長くし毎日化粧をし私服はスカートをはくべき」 「女は男性を立てなくてはいけない」 「女は共働きも増えていますが、料理洗掃除介護に子育てと旦那の身の回りの世話を全部して当たり前」 に反発したり違和感を覚えたら、その人は男性ですか? 「そんなことはない」と思える人もいれば 「違和感があるから異性かもしれない」と 強く思う人もいます。 「社会学的ジェンダー」に違和感をまったく感じないという人はいないですが 違和感の感じ方には個人差があります。 ただし「社会学的ジェンダーに違和感があるから生物学的ジェンダーを変えなくてはいけない」わけではありません。 ※※※ 【ジェンダーレス】という考え方は 「男らしく」「女らしく」という 社会学的ジェンダーにとらわれず 特技、服装、趣味、人との関わり、職業などあらゆる場面で自分の思うように生きようという考えのことです。 ・可愛い服も、格好いい服も、自分で選んで着てみたい。 ・髪も短く(長く)したい ・「女らしく」「男らしく」と言われたくない ・付き合う人(友達や恋人)を性別で決めつけたくない などのことを「男らしく」「女らしく」にとらわれず、自由に選択できるようにしようというのがジェンダーレスであり 現在、日本はこの【ジェンダーレス】を目指しています。 そして、「男らしく」「女らしく」を押し付けることは差別だといわれています。 ただ、最近はLGBTQ+の言葉ばかりを先に覚えてしまって 「男らしい」「女らしい」に違和感を覚えたり、憧れたりするだけで、 「自分をLGBTQ+のどれかにいれなくちゃいけない」とか Xジェンダーやトランスジェンダーと自称したら、次は 「Xジェンダーらしくしないといけない」とか 「トランスジェンダーだから同性を好きにならなくちゃいけない」とか 「同性が好きだから性適合手術を受けなくてはいけない」とか 別の「~らしさ」を自分に背負わせる人が増えていると感じます。 それって「女らしい」「男らしい」と同じように自分で自分を差別しているのと同じですよね。 多様性を受け入れようとしていたはずが、 いつの間にか自分をどこかの枠(わく)の中に入れないと 生きていけない社会にするための枠を 増やしているだけで、苦しみが消えない人もいます。 それはジェンダーレスとは真逆ではないかなと私はすごく危険に感じます。 という質問者さんの質問文を読んで 「これはLGBTQ+の枠にはめなくてよいのではないか」と私個人は感じました。 むしろ、男を翻弄しちゃう、男よりも格好いい人間。最高じゃないですか憧れます。 妄想に制限とか常識とかかけられたら そんな妄想楽しくないじゃないですか。 質問者さんが自分は今の自分のままで 「誰か他人に都合よく作られた社会学的ジェンダーは必ずしも全員に当てはまるとは限らないよね。自分は、違和感を感じるな」と考えることができます。 「自分は性別にとらわれずに自分が仲良くしたいと思う人と仲良くしたい」 「自分は性別にとらわれず、自分の意見を尊重できる人生を歩みたい」と 自分の意思で考え、意見を言えたらもっと視野は広がります。 そんな人が増えることが将来の日本にとって必要なことだと私は思います。 男、女、である前に、人は人であるべきです
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ID非公開
ID非公開さん
質問者
2021/1/21 23:55
詳しいご回答、ありがとうございます。どれかに当てはめようと思うから自分を見失うのだと改めて認識しました。
質問者からのお礼コメント
とても為になりました。ありがとうございます。御二方ともベストアンサーにしたかったですが、先に回答くださったのでこちらをベストアンサーとさせていただきます。
お礼日時:1/22 0:00