大きく変わってくることは2つあります。
1つは選択肢の幅。
四大卒の人が選べる就職先が100あるとすると、短大卒の人は50以下の割合です。
同じ四大卒とっても東大とFランでは採用率が大きく変わってきますが、応募できるかどうかで言えばFランであろうが東大卒と同じレベル、数の企業に応募できます。
しかし、短大卒はそもそも応募できない企業が山ほどあります。
行きたい企業があったとしても、短大卒の方を受け入れていなかった場合は応募すらかないません。
そういう意味では、明らかに四大卒の方が有利です。
2つめは将来的な年収です。
四大卒の人と短大卒の人がおなじタイミングで同じ会社に入ったとして、その企業に長く勤めれば勤めるほど、もらえる給料の額に差が生まれてきます。
昇進のスピードも、明らかに四大卒の人の方が速いでしょう。
よく、高卒や専門卒、短大卒は同い年よりも稼げると言っている人がいますが、それは入社5年間くらいまでの話です。
社会人としてのキャリアを積んでいけば、四大卒の人よりも早く働き出した短大卒の2年間というブランクはあっという間に埋まり、5年もすればむしろ逆転されてしまいます。
若いうち早めに働き出した短大卒の方がお金に余裕があるのかもしれませんが、長い目で見れば四大卒の方が圧倒的に有利です。