空襲の注意喚起にかかせない空襲警報は日本と海外ではなぜ音の高さがちがうのですか?(海外のほうが日本のより音程が低いし)
空襲の注意喚起にかかせない空襲警報は日本と海外ではなぜ音の高さがちがうのですか?(海外のほうが日本のより音程が低いし)
日本史・20閲覧
ベストアンサー
意外でしょうが、音は低いほど遠くまで届き、高い音は速く減衰してしまいます。つまり警報音を遠くまで届かせたければ低い方がいい。他方、日本は木造家屋が多く、遮音性が低いので、高い音でも遠くまで聴こえる。警報だけでなく、人間の声も日本人は西洋人より高いですよね。日本人でバスの声を出す人は少ない。 以下は余談 音は周波数が低いほど伝達のエネルギー効率がよく、遠くまで届きます。ただし音が低いので聴き取りにくい。高いところを飛ぶ航空機の音は、地上には低い音しか届かないのでブーンというような音に聴こえる。キーンというような音は発進直後の低空にいるときにしか聞こえない。 船の上でも潮騒に掻き消され、低音は聞こえにくい。どうしても高い声で話すようになる。日本の民謡も高っ調子で唄うのはそのためでしょう。 日本人の声が高いのは、おそらく身長が低いと声帯も短いということ、また、日本人の最も古い先祖である縄文人は船で日本列島に来た海洋民族であることによるでしょう。縄文人が海洋民族である証拠は、その子孫である琉球人や本土日本人、アイヌ人が前開きの着物を着ていることからも分かる。海中に落ちた時に直ぐ脱げないと溺れやすいからです。 欧米の水兵の着るセーラー服(日本のオッサンの着るセーラー服もそうだが)が大きな襟をつけているのは、海上では音が聴き取りにくいので、襟を立てて耳を覆ったから、胸元が逆三角形になっているのは、海に落ちた時切り裂いて脱ぎ易くするため、ズボンが裾広がりになっているのは脱ぎやすくするためだと言われる。 以上を考え合わせると、日本では先祖の習慣が、その必要が少なくなった後まで謎の習慣として残る事が多い。しかし欧米の歴史は戦争の歴史であり、新式の武器の発展の歴史と言ってよい。特段の合理性の無い伝統が排除される傾向が強いと言える。
質問者からのお礼コメント
長いけどなんとなくわかる回答をどうも!
お礼日時:1/23 12:18