ベストアンサー
先の回答者さんと全く違くなってしまうのですが、「コク」を定義するのは難しく、強いて言うなら「味の広がりや奥行き、後に残る美味しさ」です。 基本五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)というのは聞いた事があるのではないかと思いますが、コクはこのどれにも該当しません。 調理や食品系の研究においては、長い間「コクとは何か?」という事が様々な食べ物で研究されました。 しかし例えば 「コク」のあるコーヒーとないコーヒー 「コク」のあるシチューとないシチュー これらの何が違うのか、成分を分析してみても、コーヒーのコクを形成する要素と、シチューのコクを形成する要素は、全く違うのです。従って成分として特定できないのです。 このようなことから、近年では「コク味」という概念が提唱されています。
質問者からのお礼コメント
凄くわかり易かったです!家庭科でコクの話がありましたが、どんな料理にも使われる単語で「都合が良すぎるなぁ」と感じていたのですが、そもそもそういう概念なんですね!
お礼日時:1/24 13:41