軌道エレベーターの代替案
軌道エレベーターの代替案 宇宙に進出するにはロケットでは資源上の。限界があります。なので、宇宙開発をする上で、軌道エレベーターのような宇宙への「道」の整備は必要不可欠です。 かと言って軌道エレベーターも、まだ強度的に理想の物質が見つかっていない状況です。しかも万が一ケーブルが切れたときの大惨事を引き起こす可能性もあります。 そこで考えたのですが、次の案はいかがでしょうか? まず、核融合炉はいつかはわかりませんが、いつかは実現すると思いますので、電気エネルギーは確保できます。ならば、「真空のチューブ電車」のように、真空管のなかを電磁気で加速して宇宙に行くのです。ただし、ここでポイントなのが、 1)地面に垂直にレールを引く 2)真空管は強度的に宇宙まで届かないので、空気がある程度薄くなるのでギリギリまで伸ばしておく。 3)加速する距離を稼ぐために地面を垂直に掘らなければならない。然しながら、地面を掘るのは困難である。そこで、「超大型の分厚いパイプ」を太平洋などに、垂直に置く。とても分厚く作るので、水圧では潰れることはない。こうすれば地中を掘るより楽であり、地熱の問題も回避できる。このパイプの中に、加速器を置く。 軌道エレベーターの消費エネルギーは、平たく言えばポテンシャルエネルギー分の電気エネルギーですので、このアイディアとさほど変わらないような気もします(真空にしたり冷却したりするのはエネルギー使うけど)。軌道エレベーターなら交通費3万円くらいだと聞いたことがあります。 このアイディアなら今ある材料で十分作れると思うのですが、皆さんどう思いますか?
真空管をギリギリまでというのは「強度の許す限り」という意味です(強度のギリギリまで)。 後、真空のチューブの端はずっと開閉している訳ではなく、射出される直前で開くものとします。