ID非公開
ID非公開さん
2021/2/18 23:36
23回答
医師の方と結婚します。
医師の方と結婚します。 パートとして今後も働きたい私と、専業主婦になってほしい義母との間で揺れています。 彼31歳、私28歳で交際期間3年。 彼は内科の勤務医、私は新卒から勤めている大手不動産会社で営業の仕事をしています。 私の仕事も彼ほどではないですがそれなりに激務で、結婚して忙しい彼との生活を営み近い将来子育てしていくことを考えた時に、現在の仕事は肉体・精神的に続けられません。彼も私に今の仕事は辞めて欲しいと言っています。2人の時間が取れない、ある程度生活を支えて欲しいとの理由からです。 私も結婚するからには彼をサポートしていきたいし、2人や家族の時間を優先したいので、今の仕事を辞めることに迷いはありません。今まで男社会の中で夜もまともに寝ずにバリバリ働く生活に疲れてしまったので、むしろそういう働き方は二度としたくないです(笑) しかし専業主婦になることだけはどうしても踏ん切りがつかず、ある程度短い時間でも働けるパート形態で、何かお仕事をしたいと思っています(今後も彼の転勤が伴うので正社員は難しい)。 そもそも性格的に専業主婦は向いていない、自分のお小遣い・彼や家族のプレゼント代や家族の雑費くらいは自分で稼ぎたい、営業や接客業など人と関わる仕事が好きなどありますが、一般的な感覚や世の流れ・色んな人の価値観に触れるために家以外の社会にも属していたいというのが一番の理由です。 家のことや子供よりも仕事優先にならない、今のように体調を崩してしまうような働き方をしないなら、私の好きなように働いていいと彼は言ってくれます。 しかし義母は、医師の妻がパートで働くなんて恥ずかしい、息子がまるで甲斐性なしに見えるから専業主婦をしてほしいと言います。(正確には義姉から義母がそう言っていると聞きました。義姉も医師ですが、その考えはおかしいと義母を諭してくれています。) 義父は亡くなっていますが開業医だったそうで、義母はずっと専業主婦として旦那さんを支え、子供2人を立派に医師に育てあげています。自分がしてきたのと同じように、私の毎日を彼と家族のために捧げて欲しいのだと思います。 義母の言いたいことも確かに分からないでもないです。勤務医とはいえ、たしかに彼のお給料だけでもよほど贅沢な暮らしをしない限りは子供が産まれても十分な生活を送れますし、無理に働く必要はありません。地方住みでコミュニティが狭いため、働く私を見て変な噂を立てる人がいないとも限りません。 私の働きたいという想いは、お金でも家族でも世間体のためでもなく、自分のためにです。医師の家庭だから、医師の妻だからといって特別なことは何もない1人の人間ですし、家族のことも自分のことも大事にしていきたいだけです。 いろんなことを考えすぎて、働きたいのは私のわがままなのかと思うようになってきました。贅沢な悩みかもしれません。しかし義母のいうように、私が働くことで彼が甲斐性がないように思われたり他の医師から馬鹿にされたりすることがあるなら考え直さなければとも思ってしまいます。 私自身、専業主婦こそ時に辛く、だからこそ立派な仕事だと思っています。自分の苦手分野なので義母や世の専業主婦の方には頭が下がります。この質問は専業主婦の方を蔑んでいるのでは全くありません。 長文で大変申し訳ございません。 皆様の率直なご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
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ベストアンサー
何度か同じ様な「専業主婦に成るのは嫌だ」「自分の為に働きたい」等々の質問に回答しています。この様な質問を見ると、放って置けない気持ちになるからです。 なぜなら私も若い頃、あなたと全く同じように考えていたから。 大卒後まず国内の会社、その後留学して外資系に勤め、その後自分の会社を興して仕事をしていた、とにかく勉強と仕事が大好きな人間でした。 やればやるだけ結果が見えるし、知らない事を知る楽しさ、出来ない事が出来て行く楽しさ、世間や世界がどんどん拡がる楽しさ、等々自分の力で社会の中にいる事自体が楽しかった様に思います。 ですので長く付き合っていた人は居ましたが結婚には興味が無く、ましてや主婦になって家に入るなど問題外だと思っていました。もし結婚しても子供が出来ても、とにかく仕事や辞めたくない、というのが本音でしたし、当時の彼(現在の夫)も私の一番良い様にすれば良い、と言ってくれていました。 ところが自分の事業の軌道が乗り始めた頃、大好きな父が入院するという事態が起きました。入院から亡くなるまでの短い間、とにかく父に付き添い最期を看取った時、私の考えは全く変わっていました。付き添い励まし、最後の時を分かち合う両親を見て、「やっぱり家庭を持とう」と。 そこで会社を畳んだり、やるべき事をやって当時の彼と結婚しました。それでも二人だけの時はまだ自分で出来る仕事をする気満々でした。けれど最初の子供が産まれた時、またまた自分の考えが全く違うものに。「こんな存在を他人に任せられない」と。 子供が出来る前は、シッターさんや保育園を利用して働けば良いと軽く考えていました。けれど我が子の顔を見た途端、その様な考えは吹き飛びました。自分で育てたい、育てなくてはいけない、と強く感じました。これを母性本能というのだなと妙に納得した感覚を今でも覚えています。 勿論それが出来ない経済状態であれば、選択の余地は無い話です。けれど主人も私のやりたい様にと言ってくれていたので、迷わず主婦の道に入りました。 子育てをしていると、いかに子供が親のする事を全て真似て学んで行くのかが解ります。その吸収力は驚異的で、もし教育観の違う人をベビーシッターとして頼んでいたらどうなるだろうと考えると恐ろしいなと思いました。安易に他人に任せようとしていた独身の頃の自分がいかに軽薄だったのか、自分でも深く反省する様な気持ちでした。母親業主婦業を甘く見ていたな、と。 その後三人の息子を育てました。三人とも、母親が必要な時期は十分に、その後段々手が離れる時期には、なるべく自分から子離れ出来る様に(子供が可愛くて離れられない母親は、子供の成長を妨げる駄目な親に成ってしまうと考えていたので)と、考えて育てて来ました。 母親の存在が幼児期ほど必要では無く、学校や習い事の送り迎えも必要無く成って来た時点で、また自分の仕事を始めました。 勿論子育て論は人によりけりで、その意見は十人十色です。けれどきちんと仕事をして来たあなたの様な人であればこそ、子育ての重大さに気付かれるのではと思います。またご主人様の様に激務をこなす夫を持つ人ほど、家でのサポートはより重要になると思っています。 お義母様の世間体の為では無く、あなたご自身とご主人、あなたのお子さん達の為にまず家庭に入られて見てはどうでしょう。 (世間の目など、自分が他人に迷惑を掛けて居なければ、どうでも良い事だと思っています) それがどうしても性に合わない、という事でしたらまた仕事を再開されれば良いと思います。 主婦業は怠けようと思えば怠けられますが、きちんとやろうと思えば、果てしなくやるべき事のある仕事です。またやればやるだけ家族を幸せに出来るというやりがいのある仕事でも有ります。 仕事で疲れた夫が帰って来た時、手作りの美味しい夕食があるのか、出来合いのお惣菜が並ぶのか。掃除の行き届かない雑然としたテーブルで食べるのか、小ざっぱりとした和食屋さんの様な雰囲気で食べるのか。糊のきいた気持ちの良い布団で眠るのか、ただ睡眠が取れれば良しとするのか・・・等々。 そこに主婦としてのプロ意識を持てるかどうかだと思います。人の評価が気になる人は、まだ未熟です。自分自身で自分を節制出来なくては、本当の意味で家庭の切り盛りは出来ないと思いますので。自分で自分の仕事が納得行く仕上がりをする。それを毎日何年も続ける。そういう仕事です。 私には外での仕事をしながら、自分の納得の行く子育て家事をする事は無理だと感じたので主婦に成りました。今は皆手が離れたのでまた自分のやりたい仕事をしていますが、「私が人生を掛けて取り組んだ仕事は子育てであり主婦業だ」と言い切る事が出来ます。その位一生懸命取り組みました。 共働きでなくては回らない家庭もあります。そういう意味では主婦業の出来る環境を作ってくれ可能にしてくれた主人に深く感謝しています。また海外出張だらけで忙しかった主人に代わって家庭と守り、主人が仕事に打ち込める環境を提供し続けた私に、主人も感謝してくれています。 要は昔風の「男は仕事、女は家庭」を地で行ったというだけの事なのです。でもそれが、私達夫婦にはピタッと納得の行くやり方であったという事です。 現在の男女平等の意見には、賛成出来ません。正直とても無理があると思っています。なぜなら女性と男性は人権は平等ですが、生理的物理的には平等に出来ていないから。なぜ肉体的に違う構造を持つ男女が、同じ仕事を同じ様にするのが平等なのでしょうね。それぞれが適材適所で助け合うのが、一番合理的だと今は思っています。 あなたの状況を聴いて、若かりし頃の自分の様に感じました。伝えたい事は、外の仕事はあなたで無くても、いくらでも替わりはいます。けれどご主人の妻は世界であなた一人、そして子供の母親も世界であなた一人。そういうことも踏まえて、行く先を考えて見て頂きたいなと思いました。 あなたの様にバリバリと仕事もした、でも主婦もした、という両方の経験者として、また幸せな老後を迎えようとしている一人の人間として回答して見ようと思いました。 あなたの将来が明るく、幸せなものであります様に。
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ID非公開
ID非公開さん
質問者
2021/2/20 23:36
ご回答ありがとうございます。 主婦業もお仕事もされてきたということで、とても参考になります。 また他の皆様の回答も拝見し、同じように一度家庭に入ってみてはというご意見もたくさんいただきました。 わたしはもしかしたら、先のことをしっかり考えているようでいま目先のことしか見れていなかったのではと気が付きました。 いまは正直、専業主婦になることによって目まぐるしく変わっている社会から離れることが何よりも怖く感じていて、無意識のうちにすごく焦っていました。 まずは彼との結婚生活を安定させるため、今までの仕事の労を自分で労うために、ちょっとだけお休みの期間を作ってみてもいいのかもしれないと思いました。彼と過ごす時間が増えたら、回答者様のように気持ちの変化があるかもしれないですし…。 素敵な回答本当にありがとうございました。
質問者からのお礼コメント
社会に身を置くことに固執し過ぎずに、自分の経験として一度、専業主婦をしてみようと思います。主婦でもパートでも君が選んだことを応援するし、また働きたくなったとしても親の説得は自分がするから君は何も考えなくていいと彼も言ってくれています。 ベストアンサーは、専業主婦を一度やってみようと思わせてくれたこちらの回答を選ばせて頂きました。 ご回答下さった全ての方へ感謝申し上げます。
お礼日時:2/25 0:57