回答受付が終了しました

ID非公開

2021/2/23 20:31

88回答

海外の報道を見てると思うのですが

地震 | 英語46閲覧

回答(8件)

0

欧米では、海水が異常に高くなって内陸に侵入する現象を tidal waveと表現していました。これは主に発達した低気圧やハリケーンで海面が高くなって起こる、日本語で高潮と表現される現象です。プレート境界型の地震が少ない欧米では、現象が同じである津波と高潮を区別せずにTidal waveでひとくくりにしていたのです。 やがて両者は現象が同じでも原因が異なり、被害の及ぶ範囲なども違うことから区別しようという動きが生まれます。その際に地震など地殻変動に起因するものをTsunamiと呼ぶようになったのです。理由は、発生しない欧米の諸語にはそれを示す語がなかったこと、よく発生する地域で研究が進んでいたのが日本で、日本語にはそれを意味する語が存在したことです。この動きのころは中国は半鎖国状態で、学術研究も外に発表されていなかったので、同じ意味の海嘯(Hǎixiào)は採用されなかったのではないでしょうか。厳密にいうと海嘯は地震による津波ではなく、大河川の河口で起こる逆流現象を指す言葉なので、これを使うにしても議論があったと思いますが。 いずれにしても、地震による地殻変動による海面変動というものズバリを指す日本語があり、それは科学的な報告の中でもすでに使われていたので、そのままTsunamiが使われたということです。 ある特定地域にしか見られない現象で、英語やフランス語などに該当するものがない時は、その地域での呼称がそのまま専門用語として使われることは珍しくありません。

0

ヨーロッパでは津波が起こりにくいので、一語で言い表す単語がなかったのではないですか。その点、日本は津波の本場では。それに、同じ単語を文章の中で繰り返し使うのは芸がないという感覚があるので、外国語のツナミも取り入れ、英語やフランス語と交互に使ったほうが読者を退屈させず、おしゃれに見えるということだと思います。

0

昔は tidal wave と言ったものですが、それが、英語圏の人々に、「外国語」から「外来語」に変わってきたからでしょう。 昔の英字新聞には相撲の「行司」のことを referee などと書いていたものですが、今では外来語として定着して Gyoji になっています。 今ではアイデンティテーという言葉は小学生でも使いますが、私が高校時代に辞書を調べると、「自己統一性」としか書かれていなくて、意味不明でした。しかし、日本語言語学者の丸谷才一が「正体」だろうと訳してから、次第に使われるようになり、今では外来語として定着しています。 そんな感じではないでしょうか?

2

古くから tidal waveという英語表現はあったのですが、1960年を境に日本語の tsumaniが隆盛となりました。 https://books.google.com/ngrams/graph?content=tidal+wave%2Ctsunami&year_start=1800&year_end=2019&corpus=26&smoothing=3&direct_url=t1%3B%2Ctidal%20wave%3B%2Cc0%3B.t1%3B%2Ctsunami%3B%2Cc0 上記は、全英語文献の中に tidal wave と tsunami がどれくらいの比率で出現してきたかを比較したグラフです。 tsunami という単語自体は、1920年ごろからわずかながら英語文献にも表れ始めています。 日本語に由来する tsunami は英語文化にとって「外来語」であり、精神的な距離を感じさせる言葉です。その精神的距離感が、かえって専門用語、学術用語としての距離感としてもマッチして、英語に取り込まれたものです。 これは日本人が「大和言葉」より、漢語、さらにカタカナ言葉に精神的距離感を感じることに似ています。

2人がナイス!しています