タイヤをインチアップしても車高調してなければタイヤハウスに干渉することはないですか?車高調してる車と比べて
タイヤをインチアップしても車高調してなければタイヤハウスに干渉することはないですか?車高調してる車と比べて
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ベストアンサー
お疲れ様です。 タイヤと言うか、ホイールをインチアップする場合、ホイール直径が大きくなる分、タイヤのサイドウォールを薄くして(=タイヤの扁平率の数字が今より小さくなるようにして)タイヤ全体としての直径が変わらないようにするのがセオリーです。 それ自体は、タイヤとホイールハウスの干渉とは別問題です。 干渉の原因は、ホイールのインセットです。 インセットの数字(単位はmm)が小さくなればなるほど、タイヤは車体外側に張り出してきます。 例えば今までのインセットが+45で、インチアップを機に、+35に変更すると、タイヤ幅は変えないと仮定すると10mm、タイヤが外側にせり出して来ます。 この、せり出し量を大きくし過ぎて、ホイールハウス内側の折り返し(ツメ)の先端よりも外側にタイヤが来てしまうと、車がバウンドしてボディが下がった時に、タイヤと接触します。 小型車、普通車で、マクファーソンストラット式など、一般的なサスペンション構造を持つ車では、タイヤの上下動は垂直運動ではなく、サスペンションアームの付け根を中心にした、円弧運動です。 このため、ノーマル車高でタイヤがボディ外側いっぱい(俗に言う、ツライチ) でも、車体が沈み込んだ時にタイヤの上部が内側に倒れ込むため、前述のツメをかわして、干渉をまぬがれる場合もあります。 結局、何が言いたいかと言えば、この、タイヤの上下動の軌道上にホイールハウスのツメがある場合は、車高ノーマルだろうが、下げていようが、当たるもんは当たる、という事です。 その場合、車高を下げていると、元々タイヤとボディの距離がより近い状態を作り出している訳ですから、干渉する頻度が高くなります。
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