日本・韓国双方から自国・自民族を優先する思想が台頭し、相互に反発しあって憎しみ合った結果です。
半世紀ぐらい前は、北朝鮮や中国、ソビエトといった共産圏と対抗するために韓国と組んで助け合うべき、という意見が右翼内で主流でした。
しかし、二十年ぐらい前、インターネットを介した海外のアニメファンに触発され「ホルホル」し始めた日本のアニメファンが、徐々に勢力を増し、ネット右翼となりました。
本当は、サブカルチャーを源流とするネット右翼と、厳しい戒律故に若手が入らず勢いを失った古典的保守右翼は仲が悪いのですが、日本のサブカルチャーを模して韓流ブームを起こした韓国に対抗したいネット右翼と、かつての勢いを取り戻したい保守右翼に、一時期協力関係がありました。