ベストアンサー
音楽として成立しているのなら理論的に正しいも正しくないもありません。調性や和声という観点から外れているというだけです。調性や和声に基づかない音楽もたくさんあるので、ただそういう音楽だというだけです。(ポップスなんて基礎的な和声から見れば禁則だらけです。それを理論的に正しくないということに何の意味もありません。むしろ曲として成立している以上は基礎和声の理論に従うことの方がポップスでは間違いとさえ言えるわけです) つまりは質問者さんが挙げたコード進行は調性を最重要視した場合には適切ではなく、調性を少し崩すという場合では可もなく不可もなく、調性を無視するという場合には不可という具合に観点がかわれば成否も変わるということです。余談ですが、調性という要素も音楽のごく一部の要素でしかないので、些事にあまり拘らない方が良いと思います。既存の音楽理論自体が音楽にとって些事でしかないとも言えます(わかっていることが僅かかしかないという意味での些事です。音楽を理論的に追求することの意義については否定しません)。
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