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2021/2/26 16:38

77回答

なんで現代のオーケストラはサックスがいないのが標準的になっているのですか?

回答(7件)

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交響楽団や歌劇場の楽団にサックスが入っていない理由ですね? それは、出番が無いからです。そういうオーケストラ曲ではサックスはまず使われていません。 アドルフ・サックスがサキソフォンを発明した理由は3つあります。 1)演奏が簡単な楽器。 ほとんどの楽器は、きちんと演奏できるようになるまで何年間も練習しなければなりません。しかし、軍楽隊とかではそういうわけには行きません。今日入隊、明日演奏、とかだったのです。 2)安価な楽器。 サックスはクラリネットと共通のマウスピースですが、クラリネットは黒檀を使っていすので高価です。金属工業で栄えたベルギーの中でも特に銅産業が盛んだったディナンで生まれた彼は、銅を使えば安価に作れるということに気付いたのです。 3)他の楽器の音と混ざり合いやすい音色の楽器。 オーケストラでなぜ弦楽器奏者はたくさん居るのに管楽器奏者は少ないのかというと、弦楽器は他の楽器と音が混ざり合いやすいのに対して。管楽器は音が混ざり合いにくいからです。しかし、軍楽隊などで大勢で演奏するのには音が混ざり合った方が良いです。 アドルフ・サックスはこれらを統合した楽器を作りたかったのです。 しかしサキソフォンは、交響楽団の中では位置を占めることはありませんでした。すでに確立していたオーケストラの編成の中では、音色が合わないからです。あくまで軍楽隊の楽器です。

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皆さん言っている通りなのですが…、 もうちょっと甲斐つまんで言いますと… オーケストラの曲はサックスが発明される前がほとんどです。それ以降にも少なからずありますが…。 サックス自体、発明されてからほぼ100年位はクラシカル的に吹ける人が居なかったのです。←(注) 100年後にやっと、音大でクラシックサックスを教えられる人が出て…、そっからちょくちょく使われるようになりました(オーボエのようなビブラート奏法を持ち込んだのが大きいかなぁ…)。でもいまだにゲスト扱いです…。 オーケストラの編成を単純に考えてみましょう。 まず、弦楽器で高い音から低い音まで揃います。言ってみればこれだけ曲は出来ます。 で、金管楽器で迫力が付きます。 プラス木管楽器で『自然』が表現出来ます。(鳥の声.動物の声.その他…) もちろんプラス打楽器という事で… もう役割がほとんど出来ていますね…。 サックスは金管楽器と木管楽器を繋ぐ中間の音を目指す(主に吹奏楽では)楽器なので、役割のハッキリしたオーケストラに入った時にどっちつかずになってしまいがちなのでいまだに難しいようです。 サックスの音の幅はとても広いので、オーケストラで存在感のある音が確立できれば、これから増やしてくれる人が出てくるかもしれません…。 これを踏まえて皆さんの意見を見て頂ければ、理解頂けるかなぁと思います…。m(_ _)m

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satさんの 3)に補足… 軍隊には士気を高める為に音楽隊を必要としました。 軍隊はあちこち行きますし、移動しながら吹く事もあります(行進ですね)。そのそうすると、弦楽器は移動しながら弾けないので(特に低音の方…)管楽器とパーカッションだけになります…。 金管楽器と木管楽器はそれぞれ個性が強い

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nek********さんの紹介してくださった先の記事、読んでみるとアレ?と思うことがいっぱい(^^)/ そもそも、オーケストラに席が無いのはサクソフォーン属だけじゃなくて、ユーフォニアムを含むサクソルン属も無い。それどころか、同時代以降に開発された楽器は何も入ってないんだ。オーケストラの編成はベートーベンがトロンボーンを加えた19世紀初頭に標準編成がほぼ確定してしまって、それ以降はほとんど変わってない。例外はチューバだけど、セルパンやオフィクレイドの席に入れ替わりで座っただけ。他は既存の管楽器の派生楽器が増えただけ。 この記事には「交響曲にサックスのサウンドが求められていなかった」と書かれているけど、視野を広げれば「交響曲に既存の楽器以外のサウンドは求められていなかった」という事が簡単に分かる。 トロンボーンも含め、オーケストラで使われる主な管楽器は全て古い歴史を持つ既存の楽器だもんね。 「マーラーの名作、「巨人」の発表は1888年ですので、サックスが無かったということは絶対ありませんね。」とか書かれているけど、実はその頃にはサクソフォーンのお膝元であるはずのパリ音楽院ですらサクソフォーン科は閉鎖済み。クラシカルサクソフォーンが本格的に始動したのはサクソフォーン科が再開された1942年以降の話。 1888年に書いた曲の中にそんな楽器を入れる訳ないのは当然だよね。 まぁ「ユーフォニューム等の金管楽器があるオーケストラのサウンドに」とか書いてる時点で何も分かってないのがバレバレなんだけどさ。 という訳で、オーケストラにサクソフォーンの定席が無いのは、オーケストラの歴史とサクソフォーンの歴史が重なっていない、つまりサクソフォーンが新しすぎるからだね。サックスが無いサウンドが前提の音楽にサックスが必要無いのは当たり前。 ただ、もしもう200年古くサクソフォーンが発明されていたらオーケストラに席があったかと問われれば、それもまた微妙なのも確か。完全にオーケストラの歴史が変わってしまう可能性すらあるよね。サックスが存在するのが前提のオーケストラという美意識があったかもしれない。

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音色が、既存の楽器に比べて、なんと言えばいいんでしょかね、微妙なんですよ。 たとえば、 フルート=白 オーボエ=黄 クラリネット=緑 ファゴット=茶 ホルン=銀 トランペット=金 とか書くと、 サキソフォン=紫なんだけどちょっと赤が強いような… という書き方をしたくなるんですよ、わかりますかね。 あるいは、 12色の色鉛筆のセットを買って、その中に無いのがサキソフォンの色だった、とかね。 そういう感じです。

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