ベストアンサー
「存続」 連用形接続の「たり」、「り」の意味。 ▽動作・作用が行われ、その結果が残っている意を表す。 「おもしろく咲き「たる」桜を長く折りて、大きなる瓶にさし「たる」こそ、をかしけれ。(「枕草子」)」 ▽動作・作用が現在も続いている意を表す。 「紫だち「たる」雲の、細くたなびき「たる」。(「枕草子」)」 とにかく「ている、てある」と訳せるもの。 「存在」 体言接続の「なり」の意味。 地名、場所を表す名詞に付き、そこに「ある」ことを表す。 「壺「なる」御薬奉れ。(「竹取物語」)」 多くの場合、連体形で用いられ、体言に直結するが、例外もある。 「富士の山はこの国なり。(「更級日記」)」(終止形の用例) とにかく、「にある、にいる」と訳せるもの。
質問者からのお礼コメント
理解できました!ありがとうございます。
お礼日時:3/4 21:13