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2021/4/13 7:37

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アメリカが日英同盟を破棄させたかったのはなぜですか?

世界史 | 歴史69閲覧

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

ありがとうございます!

お礼日時:4/19 21:00

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第二次日英同盟から攻守同盟の性格を帯びるように なったため、米国は1911年頃に日英同盟の対象から 自国を外すための工作を試みています。 第一次世界大戦中、日本は青島占領後の1915年に 中国に対して21か条の要求を突きつけます。日本は 各国に対して第五号を除く要求内容を内示しましたが、 中国が米国に第五号の内容を漏らしたことで米国が 第五号の内容を知ることになり、日本の要求を批判し、 英仏露に呼びかけて対日干渉を試みます。しかし三国 の同意を得られず、米国のみで日本に不承認通告を行っ ています。この時点で当事国であった中国を除けば、 米国が日本に対して最も強硬な態度を取っています。 1917年に日本は英、仏、露、伊の各国との間に覚書を 交わして日本の要求についての支持を取り付けますが、 ヴェルサイユ会議で米国大統領ウィルソンは日本の要求 に批判的態度をとり、ランシング国務長官が五大国に よって山東半島の最終処分を決定するとの妥協案が出さ れます。しかし日本は自国の要求が認められなければ 国際連盟規約に調印しないよう訓令します。 この当時、イタリアもフィウメ問題で全権を引き揚げる こととしていたため、ヴェルサイユ会議は危機に瀕します が、イギリス代表のバルフォアの斡旋が成功して、何とか ヴェルサイユ条約が成立することになります。 第一次世界大戦中における日本と中国の紛争は同時に 日本と米国の抗争であり、日中関係は実質的に日米関係 そのものという様相を呈していたのです。従って、講和 会議で日本がその要求を実現しようとすれば、当然、 米中両国との衝突が予想される状況でした。そして、 このような状況はワシントン会議でも継続されるのです。 シベリア出兵においても、日本が満州、朝鮮に対する ボリシェヴィズムの脅威を理由に駐兵と活動を続けた ことに対して米国は批判的であり、1921年5月に米国は 日本のシベリア占領に基づくいかなる要求も権限も認め ず、現存条約上の権利またはロシアの政治的・領土的 主権を侵害するがごとき日本の行動は承認し得ない旨の 通告を行っています。米国はワシントン会議でシベリア 問題を個別の議題として加えています。 このように第一次世界大戦中もしくはそれ以前から、 大陸での権益を巡って米国が日本を潜在的敵国とみなす ようになり、日本の行動に悉く文句を付けるようになっ ていたのです。対華借款問題(満蒙特殊権益)も日米対立 の大きな経済的原因となり、ヤップ島問題、海軍問題で も日米の対立が起こります。 こうした中で第三次日英同盟更新問題が大英帝国会議で 討議されます。米国と領土を接するカナダは更新に反対し、 日本に領土が近いオーストラリアは更新に賛成します。 当時のイギリスと米国は一体ではなく、イギリスは米国 の影響力増大、特に海軍力の増強を懸念し、また、米国 はイギリスの伝統的に執念深い敵意を重視していました。 米国の戦争計画・カラーコード計画のうち、対英国の レッド計画が発展したのは大戦後の1920年代であり、 さらにレッド・オレンジ計画、つまり対英日の二正面戦争 計画も策定されていたのです。これは米国に最大の危機を もたらすシナリオであり、日英同盟の存在はその危機が 実現する可能性を示すものでした。 当然、そうした危機の可能性は潰しておかなければなら ないわけです。

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なんで主語が「アメリカが」になるんでしょうか。 第一次大戦後に新しいレジームでの世界秩序が構築され、集団安全保障体制に擬制的ではあるが世界は移行し、列強は日本を含めて「勝ち組」として権益を相互承認して、このレジームを共同で管理することになったのは、質問者さんもご存知のはずですよね? (つまりベルサイユ・ワシントン体制です) そもそも日露戦争の勝利と第一次大戦でロシアは消滅しましたから、対露同盟であった日英同盟は必要性を相当に希釈化しておりました。 そして前述したように、あたらしい安全保障を含む秩序が構築され、日本は世界からアジアにおける優越的な地位を認められたのであって、なぜそのような「破棄させられた」的な、ネガティブなバイアスのかかった表現をされておられるのでしょう?? 「太平洋と大西洋から挟撃される事態」なんておきるわけないじゃないですか。 「イギリスが他の国と同盟を組んで強国になる」もさっぱ〜り、意味がわかりません (他人様のご回答に嘴を挟んで失礼なのは承知です。お許しください) アメリカ合衆国とイギリスは基本的には利益を同心円状にしている国家なのだから(それ故に後に第二次世界大戦ではアメリカが欧州戦線へ参戦する前から、ドイツと事実上の交戦状態でしたよね)。 そして、質問者さんもご存知のはずですが、第一次大戦後、アメリカ合衆国は国際連盟にも加盟せず、欧州(とその権益)に干渉しない「モンロー主義」を選択しますから、なんでイギリスがアメリカの排他的な権益に介入するとでも思われたのでしょう。 仲が良かったかどうかなんて関係なく、国際関係なんて国益と相補的な国家観の利益が生む力学によって、合従連衡の繰り返しですから。 で、ご質問の本旨ですが、もしかしてアメリカが〜、白人が〜なんでも悪いのだって責任をなすりつける幼稚な歴史観がネットを中心にばらまかれているので、その体の一つを質問者さんは誤解されたんじゃないでしょうか。 ご質問文は短いので、どういう経緯やロジックなのか判らないので、当て推量でしかないですが、先述したように日本にも大きなメリットがあったのですから。

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イギリスが他の国と同盟を組んで強国になるのをアメリカが恐れていたからです