ID非公開

2021/6/15 1:21

33回答

ふと疑問に思ったのですが、なぜ19世紀半ばから20世紀にかけては文学が盛んだったのですか?

文学、古典 | 歴史21閲覧

ベストアンサー

0

ThanksImg質問者からのお礼コメント

ご回答ありがとうございました。 どのアンサーもなるほどと思うことが多く、勉強になりました。 中でも印刷、出版業の発展という点に納得させられましたのでこちらをベストアンサーとさせていただきます。

お礼日時:6/17 0:24

その他の回答(2件)

0

>その頃日本では次々に文豪が誕生しました 「その頃」とは19世紀から20世紀頭ってことですね(20世紀全体だとごく近年までですから) でも「マークトウェインやヘミングウェイ、フィッツジェラルド」が入ってるってことは20世紀半ばも含むってことですかねえ。 いずれにせよ、谷崎だって遠藤周作だって島尾敏雄だって埴谷雄高だって、江健三郎や三島由紀夫に安部公房だって、あと50年もたてば文豪でしょ? 19世紀以前の日本にいなかったのは、単に明治になり口語体による小説に転換したからですし。 (むろん、文学が芸術の一つとして認識されるのは西洋からの輸入です) 西洋文学が19世紀からに見えるのは、単純に日本が開国して西洋の文化を受容するにあたって、同時代の作家が輸入品にせよ、そりゃウケるからに過ぎません。 >世界的なブームみたいなものがあったのですか? いろいろ否定して悪いですが、文学ってず〜と今も一定の支持を受ける、根強い大衆文化で、もはや習俗だと思いますけどねえ。 たとえば現代にしろ、ノーベル賞をとったカズオイシグロって、エンタメ性もありますし、戦後だってバロウズ、ケルアックだとかPOPカルチャーと交錯する文芸があるわけですし、それは日本の村上龍や村上春樹とJPOP、マンガの関係と同相ですよね。 あと「明治 後半から富国強兵のために学校教育が導入され」ってご指摘がありますが、陸軍の新兵への教育程度の調査では、大正後期になっても識字率の低さが問題になっていますから (自分の名を書けるとか、てにおはを使える程度ってのが「識字」の内に入れるかどうかって話ですよ。 戦前はオールルビだったのがその証拠ですし、また漢字制限はありませんから、さらに教養主義の時代でもあり、階層格差は隔絶していたため、本格的な文芸への庶民のアクセスは困難だったんです。むろん通俗小説は娯楽としてありますけどね)

1

基本的に世界的な識字率の上昇が背景にあります。 19世紀半ば以降は産業革命の進展がヨーロッパ全体 や北米に波及し、資本主義が発展して経済的に豊か になっていった時代でした。 産業革命が最初に起こったイギリスでは、1810年代に 識字率が大きく上昇しています。産業革命の結果として、 業務上、識字能力が多くの職場で必須になり、市民の側 で識字能力を高めたいという意欲が強くなると同時に、 国家の側でも義務教育の普及を積極的に行うようになり ます。 この結果、19世紀末にはイギリス、フランスを始めとし た先進資本主義諸国では9割超の識字率を達成するよう になります。 日本は江戸時代から元々識字率は高い方でしたが、明治 後半から富国強兵のために学校教育が導入され、就学率 上昇の成果が出て全体の識字率が更に上昇しました。 識字率の上昇はマスメディアの隆盛を引き起こし、出版 を中心とした大衆文化が花開くことになります。各国に おいて職業としての文筆家が多数登場し、彼らの作品を 新聞・雑誌などが連載し、文壇も形成されていくのです。 尚、日本の場合、江戸時代にも識字率が高かったのに 明治になるまで文豪が登場しなかったのは儒教文化の 強い影響があったためと言われています。儒教文化に おいては架空の内容を書いた書物は悪しきものとされ、 創作作品が否定されていたためです。ですから、通俗的 な仮名草紙のような物はあっても低俗なものと見なされ、 物書きが文豪として社会的ステータスを持つようなこと もなかったのです。

1人がナイス!しています