ここから本文です

茶道の世界で、たぬきの香合を12月に使う深い意味を教えて下さい。

kyo********さん

2009/4/1200:52:30

茶道の世界で、たぬきの香合を12月に使う深い意味を教えて下さい。

閲覧数:
2,230
回答数:
1

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

2009/4/1821:30:17

神戸の茶道具店、石橋静友堂の石橋と申します。
(よろしければ、またブログをご覧ください。)
http://blogs.yahoo.co.jp/seiyudou

さて、私の知りうる限り、「たぬきの香合を12月に使う」というよりも、
12月を含めた極寒の時期、「夜咄 ヨバナシ の茶事」で使われることはあります。

これは、狸が「夜行性」だからであって、同様に、フクロウの香合やキツネの道具なども
よく使われます。

あえて、「12月」と結びつけるならば、狸は一説によると「再生の象徴」だそうですので、
歳替わりの、年末(12月)に使われるのかもしれません。
12月から1月にかけては、「再生」にまつわる道具がよく使われますので。

つけ加えるならば、狸と同じ人を化かす動物に狐がいますが、(両者はよく「娘」や「僧侶」に化けます。)
狐が僧侶に化けた物を「白蔵主 ハクゾウス」と呼び、(能狂言の「釣狐」という演目にちなみます)
こちらは、千宗旦に化けた「宗旦狐」との連想で、12月に好んで使われます。

狸の香合は、「形物香合番付」に記載があるように、江戸期から人気のデザインですが、
「12月」というテーマでしたら、狐の方がメジャーかと存じます。

狐でなく、あえて「狸」にした方が、一興だということでしょうか…

質問した人からのコメント

2009/4/18 22:43:43

ご丁寧に説明頂きましてありがとうございました。
茶道を愛する母から頼まれて質問させて頂きました。
早速こちらの回答を母に見せたところ、狸が「再生の象徴」という下りでピンと来たようです。
頂いた回答をプリントアウトして渡します。
ブログも拝見させて頂きます。

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる