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2021/11/14 16:18

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ポルトガル語はアラビア語の影響を受けたガリシア語ですか?

海外生活 | 観光60閲覧

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ありがとうございました

お礼日時:2021/11/24 20:01

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なぜポルトガル語がスペイン語やガリシア語とかけ離れた発音や響きを持つようになったのかは詳しく分かっていないようです。 ポルトガル語の響きがアラビア語の影響によるものであればスペイン語もポルトガル語のような閉母音優勢の響きを持つ言語になっていなければならないのですが、そうはなっていません。 スペインはポルトガルよりもアラブ人に支配されていた期間が若干長めなので、この理屈でいくとスペイン語はポルトガル語よりも閉母音が強い言語になっていなければならないのですが、そうはなっていません。 ポルトガル語の発音や響きにアラビア語が与えた影響はかなり軽微なものだったと判断して間違いなさそうです。 確かにガリシア語にはアラビア語由来の単語はほぼ存在せず、ポルトガル語にはアラビア語由来の語彙が600語ほど残っているという顕著な違いは存在するのですが、ポルトガル語よりも遥かに多くアラビア語由来の単語を抱えているスペイン語があの発音と響きを維持していることを考えると、やはりアラビア語がイベリア諸語の音声に与えた影響は軽微だったと考えるべきでしょう。 ポルトガル語があのような響きを持つようになったのは18世紀以降だと言われており、おそらくリスボン大震災が何かしらの形で影響を与えているのではないかと思います。大震災で壊滅したリスボン市街の復興のために全国から土木労働者を募ったことがポルトガル語の標準方言の再編に繋がったという学説もあるそうですが、私はその詳細を知りません。 一般的にブラジルのポルトガル語は本国のポルトガル語よりも古い形で発音を維持していると言われていて、本国のポルトガル語よりもスペイン語に近い響きをしていると言うのがお決まりの説明ですが、サンパウロ方言はイタリア移民の影響を顕著に受けているのでイタリア移民が来る前も本当にあの発音と響きだったのかは誰にも確かめようがありませんし、リオ方言に関しても19世紀に本国式の発音が広められた経緯があるので過去のリオ方言も今のリオ方言と同じ発音と響きだったのかは誰にも確かめられない状態です。 長くなりましたがアラビア語がポルトガル語に与えた音声的な影響はほぼ皆無という理解で間違いないと思います。まあアラビア語を聞いててもあまりポルトガル語っぽくないんでその時点で答えは出ているようなものですが。 個人的な考察では、そもそもガリシア語自体がスペイン語に比べるとスペルや発音を省略する性質が非常に強い言語で、それは現代ポルトガル語においても大いに見られる特徴なので、最初から音声が変質しやすい言語だったのだと思います。それが18世紀以降の都市化の進展によって早められた結果今のようなポルトガル語になったのだろうと、自分で自分を無理やり納得させています。日本語でも田舎の方言ほど音を短く省略したがる嫌いがあると思いますが、それに近いことがポルトガルでも起きたのではないでしょうか? ポルトガルはスペインよりずっと田舎なので…。

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イベリア半島で分岐したイベロ・ロマンス語は多かれ少なかれアラビア語の影響を受けています。 その中でガリシア語は相対的に最もアラビア語の影響の少ない言語だと思います。 とはいえ。 アラビア人を排除してから5、600年経過するとは言え。 アラビア語の影響を受けたポルトガル語や、いわゆるスペイン語からの影響を受け続けているわけです。 間接的な影響だけでも500年ともなるとバカに出来ないと思います。