こんにちは。 或いはこんばんは。 ちょっと哲学的な質問です。 ちょっと嫌な質問です。 出産って殺人じゃありません? 生まれてこなければ 死ぬことも絶対に
こんにちは。 或いはこんばんは。 ちょっと哲学的な質問です。 ちょっと嫌な質問です。 出産って殺人じゃありません? 生まれてこなければ 死ぬことも絶対に ありえませんよね? そう考えると、 子供の死って100% 親が原因ではないでしょうか? 勿論、明らかな殺意を以て 人を殺める者は紛うことなき 悪ですし、そういう輩は 取り締まるべきなんですが、 そもそもの話、 そういう者に我が子を 殺すことが可能になる 根本的な原因を作ったのって 子作りした人ですよね? 反出生主義という考えからの 連想でこの考えに至りました。 この考えを思いついてから ニュースや映画などで 子供が死んだことによって 親が泣く場面を見ると 人って不思議だなーって 感じるようになりました。 いや、動物もですけど。 産んだ時点で我が子の死は 理解してる筈ですよね? それなのに、 「犯人が許せない!」とか、 「助けてやれなくてごめん!」 って言ってるのって 何なのでしょうか? 気持ちは分かりますけど 論理的に考えると とても不思議ですよね。 それとも、繁殖の観点から、 まだ孫を作ってないから 我が子の死が 惜しいのであって、 孫ができたら子供の死に あまり悲しまないんですかね? 子供が幼いほど親は 悲しむイメージがありますし。 あと、法律では殺人を 禁止しているのに、 出産を禁止していないのも そう考えると変ですよね? まあ禁止しちゃったら 労働人口を維持できないから でしょうけど。 社会って矛盾だらけです。 そこが嫌な時もあれば 興味深い時もあります。 別に人類の子作りに反対という わけではありません。 ちなみに僕は子供、 というか、家庭を築く気は ありません。 道徳的思想からではなく、 単に面倒臭そうなので。 「?」を連発して しまいましたが、 質問をまとめると、 ①上記の僕の考えを 踏まえた上で、 皆さんは出産について どう考えていますか? ②反出生主義について どう考えていますか? ③お子さんがいらっしゃる方、 なぜお産みになったのですか? ④出産それ自体は倫理的だと 思いますか?思いませんか? その理由は? 1つでも複数でも結構です。 ご回答お待ちしています。
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あなたのいっているようなことは、昔から詩人で小説家の富岡多恵子が言ってるのとだいたい同じで、決して珍しい考えではありません。 太宰治の 「人間失格」 だとか、三島由紀夫の割腹自殺なども似たような理由や動機、心情、厭世観にもとづいています。 富岡多恵子の場合は、屑鉄を回収して溶かして再利用する鋳物工場を経営する父親が、愛人を作って、母親が悲しむのを見て育ったというのが原点にあります。 で、出産は殺人ではないか?というのは、富岡多恵子も言ってることですが、そもそも 「生きることとは殺すこと」 という考えもあります。 またそもそも 「死ぬのが怖くない」 という人もたくさんおり、死ぬのが怖くなければ、生きるのも怖くない、殺すのも怖くないという論理に帰結するのです。 法律で禁止されているのは殺人自体ではなく、法律には死刑もありますし、自衛隊や在日アメリカ軍は武器で武装し、毎年殺人の訓練を行っているのです。 つまり法律は、殺人自体が悪いと言っているわけではなく、合法的殺人ならいいというわけです。死刑も自衛隊もそうです。 つまり、世の中の基本的な考え方は、 「死んでもいい、殺してもいい」 というものであり、肉牛を食うのも、捕鯨をするのもそうなのです。 昔の日本では 「間引き」 と言って、生まれたばかりの子供を川に流して殺すのも普通であり、今も妊娠中絶の堕胎手術というのはあります。 江戸時代には忠臣蔵・赤穂浪士のような切腹も仇討も普通であり、太平洋戦争中は神風特攻隊というのもありました。 戦国時代は、下剋上で、親殺し、子殺しも普通に行われました。 なにしろ私の先祖は織田信長なのです。 織田信長は、桶狭間の合戦の直前に 「人生五十年」 と歌い、踊ったそうですが、死ぬのが怖そうには見えず、また殺すのを恐れているようにもまったく見えません。 伝統的な日本人の倫理観、価値観とはそんなものであり、またアメリカ人などはむしろそれ以上に殺すことを悪いとは思っておらず、だからこそ拳銃の所持が普通なのです。 アメリカ軍などを見ても味方を殺すのはダメだが、敵を殺すのはいいとか、せいぜいそんなものなのです。場合によっては殺すことで褒められるのです。昔の日本軍も同じです。 またアメリカ海兵隊のブートキャンプの訓練などをみれば、殺すことも平気だが、死ぬのも平気という感じで、これは日本軍でも同じです。 昔の日本兵の母親は、 「国家のために死ぬのは名誉」 というのが普通であり、場合によっては母親自身もアメリカ兵と戦って死んだのです。 逆にいえば、昔の日本兵の母親は、自分が死ぬのも、殺すのも全然怖くないから、産むのも怖くないし、場合によっては産んでからすぐに子供を殺すのも普通であったのです。 産婦人科などがない昔の出産は現在よりもはるかに危険であり、出産と同時に母親が死ぬことも全然普通であり、現代でも100パーセント安全ではありません。 死ぬのが怖くない女性しか出産はできなかったのです。 死ぬのが怖くないし、殺すのも怖くないというのが伝統的にはむしろ普通の母親であり、そうであるからこそ生きるのも怖くなかったのです。 武士の母親は、自分の子供に殺人を教育するのが義務でした。日本兵でも大差ありません。 日本の歴史を見れば、そういう時代の方が圧倒的に長い時間であったのです。 かといってアメリカであれば、母親が子供に拳銃を持たせて、射撃を教えるのも普通なのです。韓国では今でも義務兵役が続いています。 自民党の議員では徴兵制度の復活を主張する人もいますが、現代日本においてすらそういう人は少なくありません。三島由紀夫もそうでした。 人間というのは、いうほど死ぬのも、殺すのも怖いとは思っておらず、そうであるからこそ産むのも、生きるのもそれほど怖くはないのです。
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