シルバーアクセサリー等の制作と販売をしたいと思っていますが、全くの初心者です。
シルバーアクセサリー等の制作と販売をしたいと思っていますが、全くの初心者です。 シルバークレイ、ロストワックス、彫金などの種類は知識として調べられたのですが、どこから手をつければいいのか混乱して先に進めずにいます。 主に女性向けの繊細な作品や、天然石を使用した作品を作りたいと思っているのですが、まず初めに何から覚えていくことがよいのでしょうか。 現役の製作者の方からアドバイスが頂ければ幸いです。 因みに強みになるかは全く不明ですが以前板金工場で現場作業をしていた経験はあります。
ベストアンサー
先ず始めにやることは、造形の基本技術を身に付けることですよね。 自分でデザインして作ることになりますから、絵が描けると強いです。シルバークレイは論外として、入りやすいのはワックス造形だと思います。私は鈑金の仕事が良く解らないので共通点があるのか判断できませんが、ワックス(ロウの塊のようなもの)よりも金属を切ったり曲げたりの方が性に合うのなら、地金から制作する方法にチャレンジしても良いと思います。 余談ですが世間一般的にアクセサリー制作を彫金と呼んだりしますが、彫金とは本来は金属を彫る(彫刻する)技法のことですので、アクセサリー制作とは違います。彫金と呼んではいけないということではありませんが、知識としては知っておいた方が良いです。 ワックス造形は素人の方でも入りやすく、すぐに形を作ることができます。しかし逆に考えれば、どうしようもないものが簡単に作れてしまうということでもあるので、しっかりしたデザインが必要です。上手くならない人の特徴としては、作りながら勝手に形をどんどん変えてしまう傾向が上げられます。成り行き任せの造形で良いものができるとしたら、それはよほどセンスが優れた人で、普通は自己満足に終始したものにしかなりません。 金属の加工による造形は、簡単ではありません。板や角棒、丸線などの素材を作ることから初めて、それらを成形して磨き、ロウ付けでまとめて行く作業が必要です。ワックス造形のように付けたり削ったりしてると汚くなるだけなので、綿密な制作手順を組立てて作業することが必要になります。その代わり完成したものはワックスと違って、すっきりとシャープなものになりやすいです。 ジュエリー制作の専門学校などもありますが、幅広く教え過ぎるのがいけないのか、卒業した人でも石枠一つまともに作れないことが多いです。むしろ現役職人が主催している彫金教室の方が、現実に即した技術が学べそうです。
お返事ありがとうございました。 大変細かく書いていただけてありがたいです。 彫金の違いも教えていただき勉強になります。 デザイン力、やはり大切ですよね。 センスがあるかは分かりませんが、絵画教室に行っていたこともあるので多少覚えがあります。 教室で体験する機会を作りながら、作って見たい物のデザインを書きためる作業もしてみたいと思います。
質問者からのお礼コメント
大変細かくお返事をいただきありがとうございました。 どのお返事もそれぞれ勉強になる内容で決めかねましたが、手をつけやすいところから、という事でこちらのお返事にベストアンサーを付けさせていただきました。
お礼日時:1/20 14:47