簿記二級の工業簿記の質問です。
簿記二級の工業簿記の質問です。 標準原価計算についてなのですが、標準原価計算は目標値を求めて、従業員が効率よく動けているとか、材料費の値段が適正かどうかを判断するために用いるものと理解しているのですが、 シングルプランとパーシャルプランの違いというか、何のために用いられているのかよくわかりません。 シングルプランは全て標準原価で単価を求めると思うのですが、パーシャルプランは投入量は実際原価を使っていると思います。 シングルプランは目標値を求めるために全て標準原価を使うので理解できるのですが、パーシャルプランは何のためにどういう目的で投入量のとこに実際原価を使うのでしょうか。
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ベストアンサー
お尋ねについての回答になるかどうかはわかりませんが、 シングルプランのようなイン・プット法は、原価財の投入時点で原価差異を把握するので、原価計算期末に仕掛品勘定において一括して原価差異を把握するパーシャルプランのようなアウト・プット法よりも原価管理上、有利であるといわれておりますが、しかし、原価財投入時点での原価財の標準消費量をいちいち把握しておくのは、煩雑であることから、大量見込生産には、あまりなじまないと言われております。 たとえば、イン・プット法では、原価財の製造工程への投入日の作業量、具体的には、今日生産する3,000個に対する標準材料投入量を把握しておく必要があり、材料係はとりあえず、この標準材料投入量だけ材料を現場に払い出します。この際、3,000個の生産活動を行って、もし材料が足りなければ、超過材料出庫票を材料係に作成してもらい、不足分の材料を貰い受け、そして材料係は、この超過材料出庫票に基づいて、材料の消費量差異(不利差異)を把握することとなります。逆に現場で材料が余れば、材料係は残余材料返還票を作成して、有利な消費量差異を把握することになり、こういった手続きが、上でいった、原価財投入時点での原価財の標準消費量をいちいち把握しておくのは、煩雑ということになるらしいです。 この点についてを問うた問題も、以前、答練などで問われたものもあるようですが… ご参考までに
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