地球を含み私たちの身の回りの「物体」は
「原子」があつまて出来ています。
「原子」は外側に「電子」が回り
中心に「原子核」があります。
「電子」にはマイナスの電荷(電磁気作用)があり
「原子核(の中の陽子)」には
プラスの電荷(電磁気作用)があります。
つまり、こうした「物体」には
「原子」サイズで考えると
必ず「電子」が表面並んでいて
「物体」と「物体」が接触すると
「原子」サイズでは「電子」と「電子」が
接近している状態になる訳です。
「電子」と「電子」は
互いにマイナスの電磁気作用があるので
「反発」します。
この物体の表面の「電子」と「電子」が
「反発」する事で
「物体」は折衝してもすり抜けないで
衝突してしまうのです!
しかし「ニュートリノ」という素粒子には
電磁気的な作用がない(中性粒子)ので
「物体」の「原子」の「電子」のマイナス電荷にも
中心にある「原子核」のプラスの電荷にも
何の影響も受けませんから
こうした電磁気的な「中性」の粒子は
「電子」と「原子核」の間のすき間を
スルリと通り抜けてしまいます。
ときどき、「原子核」に直接ぶつかる事で
物理的のはじき返される場合もありますが
大半はすり抜けてしまう訳です。
・・・・・・・・・・・・・・・
>ニュートリノ自身は重力を持たないのですか?
ニュートリノも質量はあるので
重力はありますが
素粒子1個の持つ重力は
物凄く小さいので
それが何か粒子の運動に影響する事はほぼありません。