エアコンの能力(kW)より消費電力(kW)が小さいのはなぜですか?
エアコンの能力(kW)より消費電力(kW)が小さいのはなぜですか?
エネルギー保存の法則に反しませんか?
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ベストアンサー
簡単に言えばエアコンの熱交換効率が1以上だからです。 1㎾/H、つまり1㎾の電熱線を1時間使うと860Kclの熱が 発生します。(ジュール熱のこと) 一方、エアコンのコンプレッサーによる熱交換効率をCOPとか APFで表示されますが、昨今のエアコンは少なくとも3以上で、 超高効率機種(超省エネ機種)なら6以上あります。 これは、同じ電力の電熱線に発生する熱量に対しての倍率を 意味するので、エアコンの熱効率が優れている訳です。 エネルギー保存の法則に反する・・・。 電熱線とエアコンのコンプレッサーでは発生する熱の作り方が 違うのです。電熱線はジュール熱ですが、エアコンはコンプレッサー (ヒートポンプ)によって熱交換ガスを圧縮⇔膨張させて、外気と 熱交換します。つまり熱の移動です。 ↑の結果は外気と熱交換したエネルギーの総量は不変です。 最もコンプレッサーのモーターやファンの電力だけに目を向ければ この部分だけでは熱交しませんので、この部分を如何に高効率に するかがポイントでしょう。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます。
お礼日時:1/23 18:20