CVP分析の問題ですね。
問1から問5.まで含めた解法を記載いたします。
なお、当方の解法はあまり効率が良くありません。
他の人はもっとよい回答方法をご存知かと思いますので、その点、ご了承ください。
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1. 与えられたデータを整理し、1個あたりの貢献利益を確認する
売価 @2,000
変動製造原価 @1,160
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変動製造マージン @840
変動販売費 @40
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貢献利益 @800
固定製造原価 400,000
固定販売費・一般管理費 350,000
2. 1.より貢献利益率を求める
@800 ÷ @2,000 = 0.4(40%)
3. 2.をもとに問1.の損益分岐点の売上高を計算し、貢献利益を求める
「貢献利益率 - 固定費 = 0」が損益分岐点の売上高となるため、以下の計算で求めます。
0.4X - (400,000 + 350,000) = 0
X = 1,875,000
1,875,000 × 0.4 = 750,000
したがって、損益分岐点の貢献利益は750,000です。
→「貢献利益 - 固定費 = 0」から、上記の計算を行わず、750,000でも導出可能です。
4. 2.をもとに問2.の売上高を求める
「貢献利益率 - 固定費 = 目標営業利益」と売上高となるため、以下の計算で求めます。
0.4X - 750,000 = 500,000
X = 3,125,000
5. 3.と4.をもとに、問3.の安全余裕率を求める
(3,125,000 - 1,875,000) ÷ 3,125,000 = 0.4(40%)
6. 2.をもとに、問4.の営業利益を求める
5,500,000 × 0.4 - 750,000 = 1,450,000
7. 問5.の売価が20%下がった場合の必要販売量を計算する
売価が20%下がった時の貢献利益は以下の通りです。
売価 @1,600
変動製造原価 @1,160
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変動製造マージン @440
変動販売費 @40
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貢献利益 @400
貢献利益率は@400 ÷ @2,000 = 0.2(20%)です
当期と同額の営業利益を達成するための売上を求めます。
0.2X - 750,000 = 850,000
X = 8,000,000
売価が1,600のため、8,000,000 ÷ 1,600 = 5,000個となります
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わからない点があれば、コメントをください。